アイロス!

 うわーなんか知らない間に1ヶ月も開いてました。そういや色々あったなあ……、と思うほど何もなかったような罠。先週くらいに結構本気で禁酒しようかとか思ってたんですが、結局一昨日も飲んでました。どうせ俺はこんなもんなのさ。
 なんかに影響されて百合系の小説とか読んでました。なんかに影響されたのは覚えてるんだけど、何に影響されたんだっけ……。根本的なことを忘れている俺です。とりあえず仁川高丸の「微熱狼少女」は百合&萌え小説としては超絶にYESでした。たまらんね。なにより相手を「三島」って苗字で読んでるのがいいね。そういうのツボです。「宮路」とか。正直並の百合ラノベじゃ太刀打ちできないくらいの萌えだったと思うんだけどどうなんだろうな。こんなもんに賞とらせて大丈夫なのかすばる文芸賞……。ともあれナイス。それ以外2,3冊読んで駄目だったあたりちょっとアレなんだけども。謎の化学反応です。
 それと、こっちはレズビアン小説だけど中山可穂は面白かった。特に「感情教育」は好みでしたね。まあ話が始まるのは3分の2が終わってからなんですが、なんかそれがいいというか。こういうのは結局フィーリングが合うか合わないかだと思うので、うっかり合ってしまったということでしょう。女×女ものでなくても結構楽しめたあたりが素敵です。やっぱそういうのじゃないとなー。でもMAXは「白い薔薇の淵まで」かなあ。普通に小説を楽しみいながら、ヲタク脳で別に百合を楽しめるのはいい体験です。これはむしろ不倫小説なんだけどさ。
 普通の本で百合ってのも、もちろん801ほどじゃないですが、探せば案外あるものですね。この世はでっかい宝箱。あ、あと東雲太郎のバタフライキスは心底つまんなかった。まあしゃーないか。
 あ、あとどうでもいいんだけど、どこかで見た涼宮ハルヒで「ダウンタウンの絶対に笑ってはいけない〜」のネタをやってるSSがめっさ面白くて悶絶しました。前にマリみてでヘキサゴン(1期)やってるのがあって、それもすごく笑ったんですが、こういうのはでも複雑な気持ちになるね。面白くて、腹抱えて笑ってるんですけど、また微妙な悔しさがあるというか。あーやられたー、みたいな。多分自分が書いてみても特に面白くはならないと思うんだけど、それでも、畜生、みたいな気分がついて回りました。でもこれはほんとに面白かったなー。あんな国木田見たことねえよ。つーか、うん、あーでもやっぱ面白いわこれー。