俺たちアナルん族

どうして艦これの提督は加賀さんに瑞鶴さんのアナルを舐めさせないんですかね。考えてたら腹立ってきた。彼女らほどのアナルはそうそういませんよ。特に加賀さん。彼女のアナルねぶりはヤバいですよ。完全にアナルをアナライズしてる。むしろアナルに息を吹き込んで、瑞鶴さんをエンドレス放屁マシーンに変えてニヤニヤしてるんでしょうね。なんてゲスなメスなんだ。最高です。でも優しいからね、むやみに拡張とかはしないんだよ。舐め中心指2本みたいなそれで、だから普段のセックスではばれない。瑞鶴さんも、あの白髪お姉さんとラブラブセックスして身も心も満たされるんですが、でもアナルまでは満たされないんだよ。奥深いやね、アナルだけに。でまた今夜も加賀さんにアナルを自由にされに行くんだよな。加賀のアナルこそ快楽へのアルペジオです。しかしほんとにねちっこそうだ。爪とかめっさ短いんでしょうね。そういえば昔、ローゼンで真紅が水銀燈のアナルにメイメイをブチ込んで内部からイヤッホウさせたことがあるんですが、加賀さんもあの妖精さんを瑞鶴さんの直腸にフライハイさせるんでしょうね。直腸へ急降下爆撃。それただの下痢やんてそれはいいとしてだ。それすら快感に変換される空母アナルに変えられてるんですよ。連夜の性夜でね。最高。多分加賀さんのアナルも舐めさせられてるんだろうなあ。あれだ、アナル顔面騎乗だ。ぐいぐいやられるんでしょうね。でもいつしか、その味が忘れられなくなるんだよ。ビール的な。アナルイズビール。ってアナル1ケース5千円かよ。安いやね。加賀さんは瑞鶴のアナルにビール飲ませて、真っ赤になって耐えてる瑞鶴さんを眺めながら熱燗くいくいやっててほしいですね。やばいね。むしろ放出した瑞鶴エキス入りビールをジョッキで行ったりするんですかね。うわ苦そう。でもその苦味がアナルって感じがしていいですね。たっぷり飲んでアナルでやりたいこともある。でも加賀さんも、天城さんなんかには普通に抱かれてるんだろうな。加賀さんもこのときばかりはおっぱいとか吸っちゃうんだけど、寝床の夢は瑞鶴アナルなんですよ。夜の夢こそまこと。アナルこそ穴である。いいですね。瑞鶴さんには是非、お姉さんとふたりの布団で眠れずに、逆方向向いて「私の肛門どうしちゃったんだろ……」って呟いてほしいです。めっさ勃起しながら爆笑すると思う。勃起と笑という相反した感情を想起させるなんて、やっぱり瑞鶴さんのアナルはエロのオールマイティや!!
でもほんとに、加賀瑞鶴コンビのアナル百合ってガチでないですよね。なんでやねん。アナルしゃぶったことないのかよ。俺はないけど。つーか提督とやらも全然アナル舐めないし、舐めても2コマくらいだし、まあアホですよ。加賀さんと瑞鶴さんのアナルをリアルに味わえてないですね。アナルを感じて欲しい。特に加賀さんと瑞鶴さんは、アナルをチューブで固定されて、どっちも間逆を向いてるけどお尻の穴でだけは繋がってるってそういう儚さがいいわけでね。愛は儚い。アナルは壊れ物。そのように僕は、艦これを愛でていきたい次第であります。アナル!!

2016年の冬休み

年々時間が加速してる気がします。徐々にメイドインヘブンにかかってるんじゃないかってそれですよ。なんかついさっき、これで2015年も終わりかって感じてた気がします。摩訶不思議。しかしなんていうか、今年はいい場面やいい映画には割とめぐり合えたんですが、私事では完全に何もなかった感じです。漢字で表すなら「無」とかそういうの。恋しない凡人というか、君は凡庸というか、なんていうか微妙でした。人生は長いようで短いやね、まったく。
個人的な今年のMVPは勿論アンディ・マリー氏であります。やー、最終戦の最終試合が一番ぐっと来るとは思わなかったなあ。全豪の圧巻のフェデラー戦とか、マイアミ、バルセロナ、ローマと錦織君とのまさに紙一重での接戦をものにしてたジョコが、全仏以降ぐっと失速するとは思いませんでした。いやカナダで錦織君負けちゃったけどさ。あそこは勝ちたかったなあ。ただウィンブルドン以降のマレーを褒めるべきなんでしょうね。えらい強かったもん。タフだし。ていうか最終戦も、それまでの勝ち上がり方から見て、「なんていうかあれでしょ、1セット目落として、なんとか頑張って2セット目は取るけど、最後6−1とかで負けちゃうんでしょ」みたいな気分で観てたんですよ。月曜の早朝に。それがまさかの勝利だからねぇ。最後まで、まさかいやまさかと思っちゃうのが彼の彼たる所以だと思うのですが、でも終わってみれば堂々のNO.1ですよ。素晴らしいですね。もうアンディと言えばロディックじゃなくてマレーって感じです。テニスも2017年開幕近いですが、今年以上に群雄割拠な感じになるのかなあ。フェデラーナダルの復活はあるのだろうか。それと錦織君やラオニッチのマスターズ、グランドスラムはどうだろう。また来年も楽しいシーズンになってほしいものです。
あ、あと今年は結構真面目に阪神を応援してました。まあ負けまくったけど。楽しかったかと言われればうーんと首を傾げるしかないのですが、でもこちらも来年に十分期待できるんじゃないかという気がします。ていうか、野球って打てないと勝てないのは勿論だけど、守れなくても勝てないなって実感できました。内野があれじゃあ投手も緊張して四球出しちゃうわね。コーナー攻めすぎてカウント悪くしてランナーたまってカッキーンを何回見たことか……。逆はないのに……。来年も内野はどうなんだろう。鳥谷先生と北条君が固定できたらいいんだけどねえ。あと大和がもうちょっと打ってくれれば……。ていうか上本がもうちょっと守ってくれたら……。足して2で割っていいところを取りたいセカンドであります。でも来年も若手が出てきて、夏当たりから勝ちまくれればなと思います。毎年思ってるけどさ。あと来年はもうちょっと球場行きたい。まあ5回あたりから泥酔して基本何も覚えてないってことが多いんだけども。野球観戦も減っちゃったなあ。ともあれ、2017年もぼちぼち楽しみたいところであります。

ドモアリガート ミスマーメード

先週ちょっと大事な仕事があって、その前日は酒を飲まなかったのですが、いやー、素面の朝ってのはこんな爽快なものかと感動しましたね。最近ひとりの夜も何人かの夜の二日酔いばっかだったからなあ。逆説的にこう、酒ってのは人類のあくまで悪友なんだなと感じてしまいましたね。まあでも、夜の悦楽か朝の快楽かって選びづらいですよね。今日は飲んでます。だってドラマ版咲見てるもんね。やー、最高ですよ。特に部長がいいやね。個人的に思うんですが、やっぱ部長は腐女子風に言えば受けですよ。キャップにクンニされて喘いでる姿が一番可愛い。僕は予告映像観てるだけで部キャプに悶えてます。まあ普通に見てたらね、まこっちゃんと部長がやってるのも当然に見えるんだけどね。あれなんなんだろうね、あの部長とキャップの合い方は。それと鶴賀の加治木さんもさあ。多分作者も意図してないと思うな。もうチャーハンと餃子とラーメンって感じですよ。最高。俺はもう数百時間妄想に耽溺したことか。劇場版が楽しみですね。しかし金曜日の何時からよ。仕事帰りにアルコール片手に飛び込む準備は万端だぜ……!! ていうか「虐殺器官」と同じ日かよ!! 今年は例外的な豊作だったと感じていますが、来年も楽しめるといいですね。
しっかし咲さんと和ちゃんは可愛いやね。でも1時間卓1600円は高い気がします。メイド雀荘って行った事ないけどそんなもんなのかな。なんていうか、普通の雀荘て特に平日なんか年金生活者のたまり場になってるもんねえ。でもちょっと勝って飲む生ビールはうまいやね。そんなことを考えながら、今夜も飲んでる次第であります。YA!

私も楽しませてください!

行きつけの酒屋に新酒が入りまして、12月は常に酔っ払っている相沢です、みなさんこんにちは。いやー、美味いですよ。1日に発売開始だったのですが、先日3本目を購入してしまいました。まあしゃーないんですよ。酒って一旦開けちゃうと、酸化やら温度変化やらですぐ悪くなっちゃうからね。開けたら飲まなきゃ駄目なんです。飲むしかないんです。というわけで今日も酒が進む夜でありますことよ。
ていうか、あれですよ。ドラマ板「咲」めっさいいじゃないですか。俺大興奮。やー、月曜日に新たな楽しみが出来ましたね。咲さん最高です。あのフツーっぽくて可愛くてでもどこかイっちゃってる感じ超いいじゃないですか。惚れましたね。勃起です。二次元の女の子はちょっといっちゃってるくらいが素敵だと思いますね。最近巨人のミカりんがテンション低くて寂しいことよ。ちょっと逸れましたね。和さんの微妙な顔も、ああこれは咲さんガチ惚れやなって感じられていい。タコスさんはAV女優になってたら億稼いでましたね。素晴らしい。あと部長の普通の頼れる姉ちゃんっぽいあれも、まこっちゃんのもう慣れてなくて俺に買われよって言いたくなる感もたまんないですね。あとはキャップが10キロくらい太ってくれればいいんですが、まあそれは言わないお約束でしょうか。咲はグッダーです。来週以降も楽しみですね。でも観てテンションとチンポが上がった末に電話しちゃった某A氏ごめん!! 悪いのは井坂酒造だからねっ!! でもこの世界の片隅にはガチで観た方がいい映画だからなあ。あれは観ないともったいないですよ。ていうか日曜日に泥酔状態で漫画読んで号泣しました。あれはあかんよ、ほんまに。特に「この家は、まだ焼けない」からの「大丈夫かの」とかね。「ゼイタクな気がするよ」とかね。ちょっと言葉が見つからない感覚が、魅力のひとつでありますことよ。
「聖の青春」も観に行きました。原作好きの同僚があれはあかんわと怒ってたんですが、うーんわかる気はするな。色々変えられてるもんねえ。テンポもあんまり良くないし、谷川さん佐藤さんみたいだし。いやそれはいいんだけど。でも個人的には、あの村山さんと羽生さんが、食堂で瓶ビール傾けながら、雪の降りしきる中向かい合ってる場面を見られただけでよかった気がします。あれは良かった。僕は「ふたりだけの世界」を表してるものが大好きなので、ああいうのにぐっと来ます。原作とは違うけどさ。ていうか羽生さんが良かったな。誰かが、羽生さんはあんなに強いのに普通だから異常だって言ってたんですが、そういうこう、なんていうか言葉では言いづらいけどいっちゃってる感が良く表現できてたと思います。まあでも、どうだろう。平均点50点の55点な感じですかね。ていうか村山さんがなくなられて、フランキー師匠が「頑張ったね」って言う場面で携帯鳴らしたアホがいたんで、なんていうかそういう腹立たしさもあるわけですよ。
サイボーグ009三部作も観に行きましたよ。やー、フランソワーズとセックスしたいねえ。神山さん総監督ってことで、前のあれと微妙に繋がってるみたいですが、俺はこの003が好きです。いや、そりゃ前の色気溢れる前の彼女も好きだけどね。こっちの病んでてイってて10代に戻ってなんか微妙な彼女の方が勃起しますね。つーかジェットとピュンマの扱いの違いよ。ピュンマ数少ない水中戦でしかも負けちゃってるしね。大活躍のジェットとえらい違いだ。チャンチャンコも中華料理作ってないし。でもいいです。そんなのはいいんです。009の加速装置が、加速しまくってザ・ワールド超えてむしろ時間巻き戻しちゃったそういうアホみたいなテンションがあったらいいんです。前の意味不明な「彼の声」もちょっとは描かれてたしね。まあそれはいいんだけど。でもやっぱ009は楽しいなあ。劇場向きですよね。5時間近くあったら、さすがに割り食ったの008ピュンマくらいだし。グレートブリテンジェロニモがここまで目立つ映像化もないですよ。良かったです。俺は好きです。
それとRWBY3期。やー、来てるじゃないですか。ここでのまさかの展開にはクラクラですよ。ていうかヤン×ブレイク。ヤン×ブレイク!! バンブルビーっていうんですか、あれはヤバいですね。ガチ萌え。ていうか誰か描けよ!! 最高ですよ。艦これとかいいからこういうの描いて欲しいですよね。3期はこう、魅せ方を理解できてるなって感ありますよね。ルビーの覚醒シーンとかね。1期はギャグとか日常の寒い描写が微妙だけど戦闘だけはいけてるって感じで、2期も微妙は薄くなったけど戦闘も薄くなったなってそれだったのですが、3期はガチでぐっときました。これは観る価値あるよ。今4期連載中みたいで、見たいんですが、なんかもったいない気もするなあ。ヤン×ブレイクはもうしばらく後だろうし。でもこのカップリングは相当いいと思うんだよな。ルビー×ワイスもいいんだけど、やっぱパンチがね。ブレイクがヤンにするクンニとかヤバそうですもんね。ていうかヤンが新しい右手でブレイクのアナルにブイインみたいなそれですかね。まあそれはいいや。
とか書いてるうちに酔って来ました。夜の夢こそまことです。さて今夜も今夜で、僕は夢を観に行くありおりはべり。

気楽!!

映画の日ってのはつまり、普段なら観ないクソ映画を観るように仕向ける映画業界の罠だと僕は確信してる次第でありますが、いやー、見てしまいましたよ「劇場版艦これ」。700円から800円ほど安くなるもんね。その分ビール飲みながらふへへって感じになるので、素面のクソも酔っ払いのええやんそんなもんやんに変わってしまうのも危ない。でもいい日です。僕は映画館で映画観るの好きなので、割引の日は割ともの頼んじゃうタイプであります。俺が金落とさないとみたいなね。微々たるもんなんですけどね。なんかそういう、小銭的な小善には惹かれてしまう小市民でありますことよ。
ていうか、その前にオリジン観たんですが、駄目でしたね。いや内容は結構楽しかったんですが、なんていうんですかね、言いづらいんですが隣の方が鼻炎ぽくてね。キシリアさんが23歳の色気を見せてくれる場面ですん、テムレイ父さんがザクにびびる場面ですん、フラウボウがアムロに切れるシーンですん、とこう、宇宙世紀にも花粉症ってあるんやなみたいなそんなんで、こうあれでしたね。そういえばララアの苗字ってスンでしたっけ。どうでもいいですけど。まあでもほんと、言いづらいんですがちょっと帰って欲しかったですね。登場人物が全員鼻づまりって感想しか出てこないんですよね、今思い返してみても。まあそれはいいや。
艦これ、何が言いかって上映時間ですよ。ラブライブもそうだったんですが、やっぱ90分は気楽です。Lサイズビールをちょうど飲み終える時間で、尿意も気にしなくていい。ただ今回、予告編が20分くらいあってちょっとあれだったんですが、まあこれは誤差の範囲内でしょう。それとキャラのことそんなに知らないから、戦でもうわーやまてちょっとまって死なないで、みたいなことにならないですむ。内臓に優しいですよ。いやそんな緊迫した場面もなかったですけど。でもほんと、気楽にのんびりと観られました。あのジャングルの基地とかもね。まずノロウィルスが蔓延しそうな立食パーティでちょっとくすっときて、ていうか水とかどうしてるんだろうと思ってちょっとはらはら。ジャングルって案外水ないですからね。輸送船が来そうな船着場もないし。ていうか輸送とかあるの? 終盤の戦いもこう、ナチュラルに丸1日だったけど水筒とか持ってなかったし。握り飯くらいは持ってたのかな。これですよ、このいわゆる補給軽視。補給なんて書いても人気でないんですよ、地味だし。事務方が補給が補給がってうろちょろしてる場面がある映画は良作だと確信しています。知らないけどね。ははは。あ、でもちょっと感心したのが、空母の皆さん方が出す戦闘機。はじめは戦闘機だけかよ、爆撃や雷撃はないんかーと思ったんですが、艦艇が人間サイズだと戦闘機の豆鉄砲でも十分ダメージ与えられるからそも必要ないのね。なるほど……。偵察も妖精さんと目は共有してないから使えないなーって思ったんですが、そも敵さん海中からバアンて出てくるから偵察の意味ないのね。でもそれだと負傷した人を置いてくのあれっていうか、ほらやっぱ補給船必要なんですよ。ていうか、あんな話通じなさそうな敵がいて、現在地から目的地があんなあっさり判るなんて……。羨ましい……。ていうか島周りだけで戦争してるし……。あんなん逆に本拠地夜襲食らったら大丈夫なのかよ……。ていうか出会える場所で敵に出会える幸福……。とかなんとか考えてたんですが、あの円環の理的設定はいいですね。ああいうの好きです。この戦を100年くらい繰り返して、そういう地球が100箇所くらいあって、で優秀だった艦が上位存在の神々の戦いに参加できる「艦これプロファイル」とかね。実はこの数ヵ月後に大海戦があって、そこで大和さんが死ぬことで地球が破滅する。だから吹雪さんが特異点になって、記憶をなくしながらもループしまくってる「艦娘のなくころに」ないしは「艦これオルタネイティブ」とかね。実はこの世界そのものが吹雪さんの見ている夢で、みんなが吹雪さんが起きないように頑張ってる「艦娘吹雪の憂鬱」ないしは「吹雪の夢」。この場合、吹雪さんはどっかの新兵で、おやつのぜんざい炊いてるときにうたたねしちゃったのが本来なんだろうな、とかわくわくしちゃいました。個人的に気に入ってるのが、吹雪さんの後ろにぱかって空間が開いて、「ループしないと俺達が楽しくないんだよ」と提督=僕らがスクリーンの向こうでニヤニヤしてる、メタ系のオチですね。フェッセンデンの艦これ。彼女らのマジな戦争を、上位存在の僕らが楽しんで眺めてるそんなね。最後如月さんが「気持ち悪い」って呟いたらOKな感じですが、まあそういうのはあれなそれですよね。ともあれ、中2病レベルがなぜか高い満開の曼珠沙華描写もあり、おおむね満足している次第であります。
あとは加賀さん×瑞鶴さん。このベタカップルはなんなんでしょうね。めっさ激しいセックスしそうですよね。アナルとかさ。ていうかどっちもアナル弱そうなところがYESですよね。ていうかアナルですよね。このカップルはアナルだと思います。そういうきわどい関係性がふさわしいふたりだと思う次第であります。ていう感じで気楽な数時間でありました。以上!!

儚いものの儚いこと

いやー、素晴らしかった。ちょっと言葉が見つからないですね。映画「この世界の片隅に」はほんとに良かったです。だいたい映画観終わった後って、適当にペラペラと講釈が頭に浮かぶものなんですが、これに関しては全く浮かばなかったな。もうなんか、砂を胸の中にさらさらとでも大量に押し込まれたみたいな。それは凄く綺麗でほっとするものなんだけど、寂しくて悲しくて儚いんですね。とかなんとかよくわからんポエムが2,3出てきたくらいでね。なんていうか、いやー、ねえ。もう観てくれとしかね。シン・ゴジラは、これは俺はすげえ好きだけど一部ヲタク向けだからきっと売れないだろうなって思ったし、君の名はも話題にはなってるけどまあそこまではいかないだろう、とたかをくくっていたんですが、これはもう自信を持って誰にでも薦められます。めっちゃ良かったから見てくれと。むしろ今すぐ行けと。なんかがあって明日死んじゃったら、これ観なかった事絶対後悔するぜってくらいです。
なんていうか、すずさんの声が非常にはまってましたね。北の海女の人なんだって、いやー凄かった。あのすっとぼけた感じがはまるのなんの。怒ったときのちょっとはねる感じがまたいいやね。数箇所声を荒げる場面があるんですが、それらがぐっと来てくすってなっておえってなって、めちゃいいです。周作さんの、なんかいやいい奴なんだけどお前もうちょっと、でもいい奴だよな感とか、哲さんのごっついけど明日死ぬセミみたいななんともいえないあの感じとか、素敵です。この3人が喋ってるときのあの広島弁(なのかな)がまたいい雰囲気作ってるんだよ。それにあの淡いけどよく見える背景に、どこかしんとなる音楽。悪い人では絶対にない周りの人たちもいい。お義父さんお義母さんの町外れのいい人感とかたまんないですね。義姉さんの一本気な素直じゃなさもいい。
ただ安心したり泣けたりというわけじゃないのは、やっぱり彼女らがどうなるかを知っているからですね。戦局が悪くなってきて、ご飯がまずくなって少なくなって、それでも笑いながら生きてるのに。生きてたのに。すっとぼけたすずさんがいる、あのほんわか北条家が軋み出したあたりはきつかった。ほんとに鉛でも飲み込んでた気分なのに、またそれ以上の悲しさが襲ってくる。それでも、生きてるんだから、生きなくちゃいけなくて、腹減ったら食うし、眠くなったら寝るし、笑うときは笑うしで、こうなんていうんですかね。凡庸な言葉しか出ないんですが、やっぱりこの映画で描かれてる人を、本当にその辺ですれ違いそうな人だと認識してしまうんです。そうなるとひとりひとりのああいうそういうのがね。内臓に来ますよね。映画館出たときに、現代人の夢が彼女らなのか、彼女らの夢がこっちなのか、ちょっとくらくらしました。それでこういう、ふわふわでふらふらな言葉が出てくる始末でありますことよ。
はじめはテアトル系でしかやってなくて、ていうか先週の日曜日の昼に行ってみたら既に全席埋まってて、これは平日に仕事休んでいくしかないやんかとびびってたんですが、別にTOHOシネマズでもはじまってたりね。よかったーと思いながら検索したら地元の映画館でもやってたりして。当然ですよ。さすがにこれほどの映画を、そんなちょっとの公開はもったいない。映画「この世界の片隅に」、間違いなく傑作です。12月中に是非見て欲しい一本ですね。俺もどっかでもう一回観に行こう。でも内臓に来るんだよなあ。終わったらポエムみたいな言葉しか出てこないし……。いやいいんだけどね。いいんだけども。

月下独酌

アンディですよ。アンディ・マレー。まさか彼が世界1位になるとはねえ。今年一番の驚きかもしれないな。4年前のウィンブルドンで、ゲッティングクローザーって言いながら泣いていた彼が浮かびますね。しかしそこはマレー先生。さらっと年間1位の座が転がり込んでくるはずもなく、最終戦はえらいキッツイところに入れられてしまいました。今日はひとつめの関門ですかね。しかし錦織君とどっち応援すればいいんだ。ここで錦織君が勝っちゃうと、うまくいっても準決勝で世界1位を争うことになっちゃうからなあ。なんでジョコ山に行かなかったんだ錦織君。今年はここまでジョコに阻まれまくりで、ようやく行けそうってときにこんなグループ分けなんて……。まあでも、ここでマレーにさくっと負けて、で準決勝でジョコをタコって、全米でマレーやっつけた分の借りを返して欲しい気はしないでもないであります。で、マレーの年間1位を実現してほしいですかね。とか考えてると、まああれですよね。やっぱマレーだよなって感じになるんですかね。しかし全仏あたりで、年間グランドスラム準優勝ゲットするんじゃないかって時からは想像もつかないなあ。
そんなこんなで酔ってきたので、そろそろ就寝です。最終戦は見たいんだけど、平日はほんとに厳しいんだよ……。準決勝からは見ますけどね。しかし無念であります。以上。