そんな都合のいいことばっか喋るロボットがいるか!!

色々ある昨今ではありますが、割とアニメ映画に関しては当たりを引いてます。「君の名は」はかなり褒めたけど、その直後に見た「ルドルフとイッパイアッテナ」も相当良かったです。ルドルフ可愛すぎるけどね。いやいいんだけど。あとあのカンフーキャット何よ。いやこれもいいんだけど。中高生カップルが君の名はなら、大学生以降はこっちの方がいいんじゃないかとすら思うわけですが、まあそれはノリとテンションの差でしょうか。いい話だし、アニメも実際良かった。イッパイアッテナも超カッコいいしね。児童書の傑作を上手いことデフォルメして、ファミリー向けに作り直した良映画だと思います。テンポがいいから退屈しないし、割と短いから安心できるしね。岐阜駅前のあのセンス皆無な像まで写っちゃうのはあれだけどさ。でも昨年のガンバも良かったし、こんな感じで年に一本児童文学の傑作を良アニメしにてもらえるといいですね。来年もやってほしいな。動物が主人公のなら、魔法のカクテルとか。それは無理か。逆にこのクオリティで「誰も知らない小さな国」とかめっさよくなる気がする。いやわかんないけどね。まあそれは来年の夏に期待しますことよ。
それと、まあ恥ずかしい話なんですが、8月某日に見たマルドゥック・スクランブルの劇場版には興奮しましたね。夏の名残を慈しむ会と洒落こんで、ひとりで午前8時くらいから飲んでたんですよ。前回の反省を踏まえて、12時頃まではいい感じだったんです。で、つまみにと用意していたこれがまずかったんですね。バトルシーンのクレイジーなジャズやら林原ヴォイスやらにテンション上がりまくって泥酔ですよ。あれっここどこって意識を取り戻したときには周囲ガチの闇でしたからね。焦ったわ。ガチで焦った。ていうかラスト覚えてねぇと3つめを見直したんですが、単に印象薄くて忘れてただけでほっとしました。いやいいEDなんだけどさ。むしろ好きなんだけど、まあさらっとしてますよね。フルコースの後が麦茶みたいな。いや好きなんだけど。ていうかこの三部作はほんと劇場で観たかったな。最高じゃないですか。特に3部最後のバロットの「私に殺させてぇ!」のシャウトなんて、まあ十五分くらいに酔ってたってのもあるんですが、ガチで号泣しました。それもどうなのって感じですけどね。でもバロットは相当好きなヒロインです。林原ヴォイスだし。ていうかウフコックもかなりいいですよね。あれ誰!? 超カッコよかったんだけど。で検索してみたらルドルフにも出てるし。気付かねえよそんなの……。アノニマス読もうかな。実際、カジノの場面だけは小説のが面白い気がします。それと序盤のSMね。俺だけか。そうかもしれない。しかし観て興奮して泥酔して意識消失ってのはねえ。微妙に褒めてない気もするやね。いや良作だと思うのですが。
あとプラネタリアンも観たんですが、これはあれですよ。長い。ガチで長い。時計20回くらい見た気がします。久々にKEYらしさを感じられたのはいいんですが、やっぱ感動シーン長いですよ。昔は平気、というか昔でも長い長いと思ったんですが、この歳になると身体に来ますね。ゆめみちゃんもういいから黙ってくれよとマジで思っちゃったよ……。コンセプトも見せ方も悪くないんですが、いちいち長くてさ。観てて、あーゲームもこんな感じなんだろうなーと想像できたんですが、やっぱ映像にすると冗長じゃないですか。ルドルフみたいにその辺はばっさり切ってほしかったですね。割といい話なんだし。曲も結構ぐっとくるあれだったのに。折戸さんって今何してるんだろう。こういうオルゴール的な静かな曲は独壇場ですよね。ただ長い。しつこいといってもいいのかもしれない。やー、もうオッサンだってことなんでしょうね。悪くはないんですけどね、ほんとに。劇場も割と入ってたし。ただこう、ああ15年くらい前に似た様な青春過ごしたんだろうなってそういう方々ばかりだったけど。平均点が65点のテストで60点て感じでしょうか。悪くはないんですけど。二度も書いちゃったんですけど、ほんとにそうなんですよ。ただねえ……。ってな感じですよね。長さがねえ……。まあいいんだけど。
レッドタートルも観ました。なんだろうな。これも悪くなくて、不思議な余韻が残るんですが、面白いか、人に薦められるかと聞かれるとぐっとつまるというか……。今は君の名はとゴジラがあるからねえ……。退屈ではありますね。割と綺麗な映像と、意味ありげで寓話っぽい展開が延々と続いて、ラストに後ろ髪を2,3本だけ引かれる感覚が残り……。80分弱の上映時間に救われましたね。プラネタリアンみたいに120分だったら多分寝てたと思うな。いや120分が長いかって言われたらそうでもないんだけどさ。時々、これはもう寝ようかなってちらちらと思いながらも、意外に最後まで見られたし、まあ悪くなかったなって感じられるよくわかんない映画だった気がします。1800円は結構高いけど。これも平均点65点中60点て感じですかね。
声の形は見る気ないので、次のアニメはRWBYとゼーガペインかなあ。楽しみですね。あとアニメーター見本市も見よう。あれのヤマデロイドがガチで好きなんですが、なかなか人に言えなくて困ってます。あれ最高なんですけどね。あのシンフォギアにも通じる、なんていうかダサカッコ悪さを極めれば超カッコいいっていう見本みたいな感じで、すげえイカしてると思うんですがどうでしょうか。俺だけかな。でもアジアの海賊は名曲ですよ。何がアジアかさっぱりわかんなくて、海とかかけらも出てこないやんってところとか最高だと思います。意味わかんないか。でもドントシンクバットフィールの精神で生きていたいと思います。1,2,3で大逆転なのであります。ソイヤ!!

全然現世

やー、驚きました。新海誠監督の「君の名は。」がすげえ面白かった! 傑作まではいかないけども秀作ってところですかね。個人的にはあれなんですよ。新海監督はこう、クソアニメ製造機というかね。ほしのこえも雲のむこうもつまんなかったし、秒速なんてこんなん好きな奴はDEENを真面目に聞いてるようなヘボ野郎だぜハハーン(色々失礼)とか思うくらいに駄目だったわけです。でも君の名は、は良かったなー。ちゃんとミット構えたところに直球がぐいんと入ってきた感じでしょうか。ベッタベタです。男女の入れ替わりに、過去の改変に、最後のすれ違いからのあれまでね。でもこう、やっぱこれですよね。ベタってのは王道ですから。ちゃんとやってくれればOKなんです。導入がえらい長いんですが、三葉は可愛いし滝君もイケメンなので、これちょっと長いなって思ったときはもうこのふたりにどっぷりはまってるわけですよ。ていうか滝君をイケメンに描けたってことがこれの成功なのかもしれないですよね。新海監督の男って、いやこれは偏見ではあるんですが、基本シャバ憎じゃないですか。秒速の彼なんて本当に何もしてないし、そりゃああなるわってわけでね。君が離れていくのを夢であるように何度も願ってもしゃーないですからね、人生。いやまあ滝君も、あの酒飲んでああなってくれたのは偶然ではあるのですが、でもなんか許せるんだよな……。でもあの口噛み酒ってあんな透き通るものなんですかね。ああ飲みてえって思ってしまいました。実際ほら、最近はアイドルの吐息かなんか、そういうのでも売ってるじゃないですか。あの流れでAV女優の口噛み酒とか売ってくれたら買いますね。絶対買います。アナルからでも飲みます。まあそれはいいとしてだ。やっぱ法律的にあれなんでしょうね。でも四葉ちゃんはそういう商売に手を出して欲しいと切に願います。醸造アルコール混ぜるのは嫌だけど、ちょっとした甘味料入れるのは全然許せるね。
えらい勢いで話が逸れていきましたが、まあ言いたいことはあるわけでね。僕もオッサンの地方公務員ですから。割とさっぱりと過去を変えてくれちゃったわけですが、あれ大変なことですからね。三百人も生き残ったら、全然違う仕事が発生します。高校だけじゃ足りないから避難所確保して、食べ物とトイレと毛布とか輸送して、村とか疎開先をどうするかも考えて……。滝君と三葉はめぐり合えたわけですが、確実に数千人くらいの人生は変わってしまってるので、そういうの考えるともやもやします。何か違うって気持ちを抱えてるのこのふたりだけじゃないやろみたいなね。まあどうでもいいんですが。逆に、どうせベタにやるのなら、また別の、最近は世界線ていうのかな、平行世界の三葉の世界は救われて、滝君の方はそのままで。最後あの階段のところで、別の世界のお互いの存在を感じながら、こうちょっとだけ爽やかな感じで終わるのかなーとも考えました。でもあのOPなら最後はああなるよなー。まあ些事であります。やっぱね、オッサンになると現実のことが色々気になっちゃうんだよ。人死が多いと少ないじゃ、専門家の左遷状態も変わってくるからね。親のどっちかが天文家で、この彗星は大丈夫って太鼓判押したはいいけど、ああなって、で世間からブーイング食らっていじめられてた子がいたとしたら、過去を変えた後の人生まるっきり変わっちゃいますからね。そこで身を寄せ合うように生きていた女の子がいて、家を出て一緒に住むようになってたけど、過去が変わって別々になっちゃって、でどこかの雑踏ですれ違う百合とか妄想してたんですが、あまりに本筋と違うのでやめた次第であります。
またアホみたいな話で逸れたんですが、なんていうかストレスなく観られるのがいいですね。滝君イケメンで三葉は可愛いし、脇のませた妹とか含蓄あるバアさんとか、バイト先の綺麗なお姉さんにナイスな友人たち。割と新海監督は閉ざされた世界ばかりの印象があったので、こんだけまあオタク的ではあっても関係が描けるものかあと感心しました。女に偏ってはいるけど。三葉は可愛くていいですね。せっかく会えたのに、胸触ったやら唾液飲みやがって変態やら、そういう話で終始してしまうところはニヤニヤしました。最後も、はじめは目を逸らすだけだった親父さんと真っ向から向き合ってたしね。滝君イケメンでよかったな三葉。あと話のテンポがさくさく進むのと、そりゃ当たり前だけど風景が綺麗なのと、以外に滝君と三葉の声優がいい演技してたのがグッドでした。ていうか三葉の人って劇場版ちはやふるのかなちゃんなのね。全然気付かなかったからびっくりした。やるじゃない。神木君はまんまだったけど。でも上手かった。ひどいときはひといからね、FF15のヒロインとか。棒読みどころか鉄棒読みだぜ。なんじゃそりゃ。ははは。
やー、でも久々に楽しかったオリジナルアニメ映画でした。こういうのが観たいんだよこういうのが。今年はようやく来た感がありますね。年始のガラスの花と〜はあったけど、なんていうか平均点で終始した感じだし、好きになってもいいですかは微妙だったからなあ。でもあれで、俺はもう恋色には咲けないのかなと思ったところで、君の名はは楽しめたので、なんかほっとしました。このジャンルだと心が叫びたがってるんだ以来なのかな。あれはでも、もう親世代に感情移入しちゃってたからなあ。真っ向ブルースプリングものは、よっぽどちゃんと作られてないと駄目かもしれないですよね。オッサンだから当たり前なんだけど。プラネタリアンはどうかな。うーん。声の形は見ないけど、レッドタートルはどうしよう。ていうか注目株は10月以降ですよ。RWBY2期にゼーガペイン総集編、「この世界の片隅に」からの虐殺機関を楽しみにしています。オリジンと009はどうだろう。まあでも、今後も楽しみではありますが、こう今年のベストは、邦画はゴジラ、洋画はタートルズ、アニメは君の名は。で決まっちゃった感はありますね。でも君の名は見た後って、あまりにも爽やかなブルースプリングだから、ビールじゃなくてサイダー飲みたくなるんですよ。それだけは減点対象ですかね。まあたまには刺激的砂糖水も悪くないかなと思いますことよ。以上。

LOVE LOVE LOVE!!

諸星きらりに抱かれた。夏の早朝のことである。
とか書き出したのだが、別にセックスまでいってない。フェラチオですらない。ただ単に、なんというか、あれだ。こう後ろからのしかかられて、あのカルーアミルクにメロンフロートぶっかけたみたいな声で囁かれながら、がっしゅがっしゅと手コキをくらったわけなのである。まあね、前夜にそういう同人音声聞いてた影響とかはあるんだろうけどね。控えめに言って最高でしたね。きらりYES。多分普通だったら、「にょーわ、にょーわ」とか囁かれながらシェイクハンズウィズチンコされても笑っちゃいそうになると思うわけですが、なんつーか背中に当たる感触とか絡められた太腿とかね。駄目ですよね。諸星きらり、一瞬で好きになりました。あれですね、夏に全然意識してない子の透けブラ見てぐっとくるあの感じですね。そういう中2イズムは継承中あります。モバマス新田美波諸星きらりのツートップですね。ジャンルは結構違うけど。新田ちゃんの武器を安定感だとすると、きらりのそれは不安定感な気がします。どうなんでしょうね。美波×きらりとか相当にイっちゃってる感じになると思うな。きらりは「口内炎出来てるのにフェラチオを断れない」「避妊を諸々の事情で失敗する」ランキング(相沢調べ)で1位なんですが、どっちも新田ちゃんはさらっと回避できそうだからね。逆に「泥棒猫総合」ランキングでは新田ちゃん堂々の1位ですよ。「泥棒猫って言われてビンタされる」ランキングの首位は楓さんだと思うんですが、あの人言うことはないだろうし。新田ちゃんは言う方も言われる方も、ビンタする方もされる方もイカしてて最高です。でもどうだろう。二次元一泥棒猫ビンタが似合う女と、二次元一フェラチオを断れない女の百合は成立するだろうか。まあかなり難しいところだとは思うのですが、夏の嗜みのひとつにしたいところです。
でもなんだかんだで、こういう有名作品はマイナーカップリングでも多少はあるからいいですね。僕は最近、三津田信三の「刀城言耶シリーズ」を読んでるのですが、そこの刀城さんと祖父江偲さんが割と好きなんですよ。このふたりの絡みがもっと欲しいんですが、まあ新刊を待つしかない。同人なんて全然ないからなあ。それに実写イメージが、割と石坂浩二山村紅葉で固まってる感じなのもあれですね。まあ似合ってるんだけども。祖父江さん熟女説もあるくらいだし。まあそれでもいいんだけど。ていうかどっちにしろ新作出て欲しいなあ。一作目からどんどん面白くなってて、最新の「幽女の如き怨むもの」はほんとうに良かった。読んだ後ちょっと呆然としちゃったからね。ある意味、犯人への目くらましにこっちの気持ちを使うあたりがにくい。事件とは関係ないはずだ、はずなんだ……、っていう気持ちにさせといてそれという。やー、でも良かったです。アニメ化、というかドラマ化して欲しいけど厳しいだろうなあ。
それと夏にはタック&タカチシリーズを思い出します。これも誰か酒飲みに書いて欲しいなあ。新刊が出る気配もないし。今年もボアン先輩を真似て、夏の名残を慈しむ会を一人で開催するつもりですが、去年は11時を待たずに潰れてしまったので、リベンジの意気に燃えている次第であります。でも彼ら一晩でビールロング缶60本ほど開けるからなあ。勝てないまでもいい勝負したいけど、うーん無理か。
でも新田ちゃんときらりさん、ふたりで何やってても、飲酒は壊滅的に似合ってないな。割とフィストファックと野外露出は似合うと思うんですよね。割と。あと授乳手コキ。やっぱ授乳手コキが勝つんですよ。授乳手コキが正しいんです。PCで打つと古希って出てすげえ萎えるけどそれでいいんです。そんな夏であるのであります。

シン!!

うおお、「シン・ゴジラ」すげえ面白かった。アンノやるじゃないですか。楽しみにはしていたんですが、そこまで期待しているわけじゃなかったので、こういい感じに興奮しましたね。ていうか普通にゴジラが怖かった。初めのあの気持ち悪いやつもそうですけど、ていうかあれは普通にゴジラのかませかと思ったくらいなんですが、でもやっぱりあの夜の東京破壊場面ですよね。あれはガチで怖かったなー。また避難遅れとかその前に描かれてたから、うわーこれで何人死んだんだよーってこう、びびりましたね。自衛隊の攻撃も効かないし。最後あたりはだから「頼むから動いてくれるな」ってガチで願ってましたよ。それこそ初代並にもうはよ帰るか死ぬかしてくれって感じでしたね。
そう感じられるのも、やっぱりメインが人間ドラマだからでしょう。エヴァ序の見所は終盤の労働者にあることは疑いないわけですが、今回もこの「ゴジラ」という現象あるいは災害に対して、特に日本人がどう動いていくかっていうところにフォーカスが当たっていたと思います。ていうかまあ専門用語がペラペラ滑ってくあの感じなわけですが、なんかこう、そのそれっぽさがOKなわけですよ。ゴジラの分子構造の分析とかほんとにさっぱりでしたからね。でもなんかいけてる。もう雰囲気なんですかね。あと日本人に一番似合う表情って、実は無念さなんじゃないかと思いました。ゴジラに対して手はなくて、もう東京に核打つしかないぜってなったときの、それを聞いた人たちのあのなんとも言えない顔ね。やるせないというか、こう耐え難きを耐えというか。観てる方までおわってなる。で、そこからみんなで頑張って、方法見つけて、各方面に頭下げて必死にやって……。そりゃぐっときますよ。カッコいいですよ。最後も喝采なんてなくて、ああなんとかなったかっていうそれでね。やっぱゴジラビオランテとかキングギドラとか出ない、初代とか二代目みたいなVS人間の方がいいですね。初代も、芹沢さんが研究結果火にくべて元婚約者が泣き崩れたり、電波塔でラジオ屋がこれが最後ですとか言ってるところがいいわけですし。それに関しては文句なしです。まあもっと末端の人たちを写してほしいなとは思いましたが、それやったら3時間じゃ終わらないだろうしなあ。あくまでメインはゴジラなんだし。ある意味アメ公の方が怖かったけどね。核へのためらい低すぎやろ……。まああっちのゴジラはあれはあれで好きなんですけどね。分かりやすくて。
興奮で逆にあんまり書けてないんですが、個人的には傑作でした。是非観てほしい、とヲタクには薦められるんですが、これはでも明らかにファミリーやカッポー向けじゃないんですよね。風立ちぬ的というか、劇場でキッズポカーンてしてるんだろうなと思います。売れないんじゃないかなあ。残念だけど。うーん。僕はあと1回は絶対観に行きますけどね。でもさすがに2回目はたるく感じるのかなあ。あのすげえできる抑揚のない早口お姉さん相当好きなんだけど。まあでも、パトレイバー2とか新劇序が好きな人は必見だと思いますよ。オッサンの苦みばしったツラと専門用語ペラペラペラ感にわくわくしようぜ!! 

雑感1

気がついたらウィンブルドン終わっちゃいましたね。オリンピック迫ってるけど、テニスはあんまりそっちは盛り上がらない感じですかね。いやまあ、前回はフェデラーVSデルポの死闘とか、マレー鬱憤晴らし決勝完勝劇とかあって楽しかったですけどね。今回はどうなんだろうなあ。結構メインどころがきっちり出てくれるので、楽しみではあります。その分今週のカナダがスッカスカになっちゃってるけどね。ジョコと錦織君どうかなあ。こういうところできっちり勝つのが強い人って風潮はありますけどね。でも今年、錦織君はほんとこう、いい試合してるのにってのが対ジョコでずっとですからね。特にローマ準決勝のファイナルセットタイブレークはもう、興奮しすぎて最後吐きそうでした。で、終わった後の絶望感ね。これでどうやって勝ったらええんやってあれですよ。実際、僕の今年一番インパクト強かった試合は、全豪準決勝のジョコVSフェデラーだったりします。あれは凄かったなあ。なんていうか、10年位前のロディックやヒューイットをタコってるフェデラーみたいなね。テニスってスポーツはこんなんだっけっていうか。飛ぶようなフットワークに正確無比のストローク、きっついサーブにバチコーンなリターン。もうなんやねんこれと。昔のフェデラー被害者友の会の方々がそうであったように、フェデラーもジョコ以外ならボッコボコに出来るほどの人なのに、それがいとも簡単に見えるスーパープレーの連続で潰されていく……。発泡酒持つ暇もなかったもんなあ。あんなん誰が勝つねんとガチで思いましたね。錦織君も色々言われてるけど、ミス減らすとかそういう次元じゃないですからね。全盛期フェデラーもそうだったけど、これは相手がコケるのを期待するしかないなと、そんな感じでした。
しかしウィンブルドンは楽しかったなー。ジョコはちょっとモチベーション見失ってたんですかね。多分世界中が、2セットダウンでもサスペンデッドになって時点で、ジョコの勝ちを確信していたでしょうし。つーかあんなんで負けるんやったら1つでも錦織君にくれよと……。しゃーないけど。あと、今年の2番目がローマ準決なんですが、3番目はウィンブルドンフェデラーVSチリッチです。ここまで全然試合見られてなかったんだけど、まあ多分フェデラー楽勝だろう、と思って観始めたらチリッチ凄くてフェデラー微妙で2セット終了。せっかくジョコ負けてんのに、まあ最後まで見るかと思ったらそっからのあれですからね。特に4セット目タイブレは参ったね。眠気もそりゃ吹っ飛びますよ。まさか日付超えるとはねえ。木曜はフラフラでした。で金曜飲んで帰ってきたら負けてるし……。ラオニッチももう一息でしたね。ていうかマレーですよ。この勝利で年間1位が見えてきた。正直、奇跡の、前人未到の年間グランドスラム準優勝を期待していたんですが、ここまで来ると彼の「マレー(笑)」を「マレー!?」に変えて欲しいですね。カナダで離されるでしょうけど、やっぱり勝負は全米ですよ。ここでまたウィンブルドンみたいなことがあったら全然わかんないですし、ほんとに最終戦決勝で勝った方が年間1位なんてことがあるかもしれない。いやね、そこまで期待させといてころっといっちゃうのがマレー(笑)のマレーたる所以ではあるのですが、でもコーチも変わったことですし、やっぱりちょっとはこう、欲望が出てしまいますよね。そうなるとシンシナティをジョコが取れるかも、記録以外のところでも焦点になってきますしね。勿論、ここから全部錦織君が取ってくれても構わないわけですが。でもウィンブルドンでは、2週目に男女ともに残ってて興奮しました。土居ちゃんようやくテンション上がってきましたね。もうちょっと引き出し増やして欲しいけど、やっぱあのフォアはロマンありますよ。先週はさくっと負けちゃったけど。でも五輪、全米と、特に女子は下克上おきやすいですから、要注意な人であります。
やーでも、あれですね。月曜に休み入れてると日曜ってこんな楽しいんですね。もう一杯くらい飲みながら、今年のテニスを反芻しようかな。いやはや、ネットも発達して、まっくグッダーな時代でありますことよ。

新田美波の沼津一人旅日記

みなさんこんにちは、新田美波です。今回はですね、私の一人旅をレポートしたいなと思います。一人旅というか、まあ自分探しですかね。ちょっとそんな気分になったんですよ。事務所で「ミナミン星の妖精ミナミンが、みんなにラブをお届けしちゃうぞ〜」ってくるくる回ってたら、蘭子ちゃんがおっきな目をさらにまん丸にして立ってたんですよ。涙をはらはらと流してね。なんとか宥めたんですけど、むしろ慰められたいのってこっちですよね。逆に「ミナミンラブリービーム、発射〜」とか出す前でよかったのでしょうか。美波ってば、いけない子ですね。
さて、ぷらっとこだまで静岡は沼津まで行きました。ドリンクのサービスは当然ビール。プロデューサーさん、超乾ですよ、超乾。スーパードライ。しかしあれですね、新幹線が動き出す瞬間のぷしゅの音って、ほんとハーモニーですね。美しい音色です。シアワセネイロですよ。シンデレラプロジェクトくらいの一体感ありますよね。ないですかね。でもグリーン車でぐいっとやってのんびりしてたらもう沼津。旅はいいですね。アイドルやってると、移動もお仕事のうちですから、缶ビールをきゅっとかできないですからね。この前楓さんが国内線の飛行機でそれやって、逆に周りの方々から奢られすぎてぐったりとしてたことあります。4杯目からは地獄よ、って真っ青で言ってましたっけ。あの楓さんでもそうなるんですから、恐ろしいものですね。
さて、沼津倶楽部で将棋観戦です。初夏の風物詩、棋聖戦ですよ。でもあれですね、棋士のみなさんはアイドルよりも距離が近くて、普通にそのあたりを歩かれていてどきっとします。今回も谷川会長とすれ違いましてね。相変わらずの長身でお上品なお姿。すれ違い様に必死で残り香をかぎまわりました。うふふ、美波ってば、いやしい子。でもさすがは谷川会長、大判解説で藤井先生と息の合った漫才、もとい解説をされていました。藤井先生は将棋だけでなくトーク絶品チーズバーガーで、特に羽生先生のモノマネは最高でした。でもこういうネタって難しいですよね。この前イベントの打ち上げで、みんなで一発芸大会をしたのですが、もう火傷につぐ火傷でしたね。きらりちゃんが電話帳を素手で引き裂いたり、杏ちゃんが円周率百桁暗証したり。いつも元気な未央ちゃんの顔が引きつってました。私たちも、アーニャちゃんとの「アーニャと雪の女王」がほんとにスノーホワイトな出来になってしまいました。私がカツラ被って、「私アナやねんけど、あんなー」ってアーニャちゃんに言ったときの空気ったらなかったですね。打ち合わせではナウなヤングにバカウケだったのですけどね。美波ってば、強がりさん。ああ、お話がそれてしまいました。
夕食は沼津漁港でした。1600円の海鮮丼に、900円の海鮮かき揚げです。このかき揚げがおすすめみたいで、高さ20センチくらいに直径10センチくらいの、タワーみたいな大きさでした。やん、美波壊れちゃう。なんて連想しながら、天つゆにのせてサクッと一口。うん、これは、グルービーでグラッツェです。外からじゃわからないのですが、中には海老や帆立がごろごろ入ってるんですよ。そのじゅわっ感とかき揚げのサクサク感がベストマッチ! あんな大きいのが、美波のお口の向こうにじゅるりと入っちゃうんです。きゃっ、身体の奥からのカ・イ・カ・ン♪ それに海鮮丼も、サーモンやらはまちやらまぐろやらが私のお口の中でシンデレラステージを踊ってくれました。アミーゴ!! それに瓶ビールで3000円です。普通の晩御飯でそんなに使っちゃうなんて、うふふ、美波ってば、食いしん坊さん。
ちょっと食べ過ぎかもなので、そこからホテルまで20分くらい歩きました。天気もよかったし、軽く歌いながらです。ドゥユノビーナス仮面捨てーてー、って、あらやだ。自分の唄を歌っちゃうと、いつの間にか奥井さんの「MASK」と被っちゃうんですよ。どうしたことかしら。まったく、美波ってば、シャイなビーナスだこと。
ビジネスホテルの最大の楽しみは、やっぱり各階の自販機でビールを買うことですよね。この前仕事のお泊りでやろうとしたら、楓さんと部屋から出てくるタイミングが被っちゃって、ちょっとばつの悪い想いをしちゃいました。で、お互い苦笑いでじゃあおやすみって言った瞬間にプロデューサーさんまで部屋から出てきたりしてね。うふふ、みんなってば、呑み助さん。でもそういうのが楽しいんですよね。部屋でガウン着てベッドに乗っかってぷしゅってやって、のんべんだらりと過ごす夜の楽しさ。ああ、旅isグッド。最高です。ああでも、最近はすぐに眠くなっちゃいます。うふふ、まだ日が変わる前なのに、まったく美波ってば、ねぼすけな子。
朝はもう目星をつけていた定食屋に直行です。朝6時に開店ということで、7時には入りました。生しらす丼としらすおろしと瓶ビールで着席。朝ごはんで2000円も使っちゃうなんて、美波ってば太っ腹ね。肉体的にも、うふふ。まあ昨日食べすぎちゃって、今日も食べ過ぎるんだから、かな子ちゃんもオーマイゴッドかしらね。なんてやってると、あらあらもう来ちゃいました。うーん、予想よりも多いわ。美波まいっちんぐ。でもやる気はHI!! というわけで、生姜をちょっとつけてお醤油ひょいっ、からのおもむろに一口目。きゃあん。いやだ、すっごく美味しい。大盛りのしらすの潮加減が、ごはんとばっちりドッキングです。美波も吹いちゃいそう。涎ですけど。ああでも、これはたまりませんね。この絶妙のコンビネーションはまさにラブライカ、私とアーニャちゃんのデュオセッションって感じです。これが海のメモリーズや! 多分私がしらすでアーニャちゃんがお米ですね。白いしメインだし、つるっとしてふわっとして美しいし。ああん、たまんないわ。美波ってば、おちゃめさん。。
がぶがぶっと一気に半分くらい食べちゃって、ふうと一息ついてたら、ちょうど同時くらいに来たお隣の娘さんは写真撮影を終えたところでした。あらあら、がっつきすぎだったかしら。美波ってば、我慢のできない子。反省にビールをぐびり、からのぷはーっ。これこれ、これですよ。これがやっぱりホリデーのジョイですよね。ってさっき楓さんにラインを送ったんですが、全然返事が来ません。くすん。美波ってば、寂しがり屋さん。なんて思いながらも数分で完食です。余は満足である。くるしゅうない、くるしゅうない……ってそりゃお腹は苦しいですけどね。いやん、美波ってば、本当に食いしん坊万歳っ。でも発見ですね。しらす丼=ラブライカ。素メシ、ならぬ酢飯=アーニャちゃん。アモーレ!!
お腹ごなしに、午前の千本浜公園でのんびり散策。絶景の松林ですね。でも本当に凄い風で、松が同じ方向に傾いでるんですよ。それといたるところにあるライオンズクラブの石碑。お金がかかってるんでしょうかね。いいんですけども。みくちゃんの部屋に行ったときに、座布団とか歯ブラシとか、李衣菜ちゃんの私物が所狭しとあったことを思い出しました。いえ、他意はないです。まったく、美波ったら、いけずさん。
まだ新幹線まで時間があったので、深海魚水族館に行きました。って、1600円ですか。私たちのシングルより高いじゃない。どういうこと? 責任者出しなさい! なーんて、ちょっとむすっとしちゃったわ。いけないいけない。まったく、美波ってば、ケチんぼさん。普段見られないお魚に会えるんだから、そんなことは言わないお約束。と気を取り直して、アホ面のキッズとともに入館です。でもすごい、ほんとに普通の水族館にはいないお魚、というか生き物ばかり。これは価値ありですね。でもシーラカンスとかと一緒に、数億年変化がないからって、昆虫とかGさんとかがいるのはいただけないですね。思わずぎゃって叫んで、係員さんと目があっちゃいました。美波ってば、怖がりさん。でも楽しかったです。ついでに近くで深海魚バーガーを購入! さあ一口目、おおきくがぶり! ……えーと、うーん、そうね、フィレオフィッシュの味薄いやつみたいな……? はっ、いけないいけない。もう、美波ってば、はやとちりさん。深海魚に何を期待しているのかしら。凛ちゃんに笑顔を、未央ちゃんにクールさを、卯月ちゃんに身削りギャグを求めるようなものよね。私もミナミン村の看板娘、ニっちゃんです。えへっ♪ なんて言ってたら今度こそまずいですよね。でもアーニャちゃんが真面目な顔で可愛いって言ってくれるので、つい調子に乗っちゃうんです。で、冒頭の出来事に繋がるんですよ。まったくもう、アーニャちゃんてば、褒め殺しっ子。ほんとに殺されそう、羞恥心的な意味で。でも、そうですね。石垣島でイラブー(海蛇)注文して、意気揚々とかぶりついたらぱっさぱさの鳥の胸肉みたいなそれで、がっかりしたのを思い出しました。美波ってば、一度受けた屈辱を決して忘れないザボエラみたいな子。今の子ってザボエラ知ってるのかしら。まあそれはいいわ。
そこで時間になったので、新幹線に移動。ぷしゅっとやってぐびっと飲んでふわりと目を閉じれば、いつの間にか地元なのです。楽しいイベントに行って、美味しいもの食べて、綺麗な景色観て、リラックスしました。そんな充実した週末を過ごせるなんて、まったく美波ってば、幸せな子。
では、読んで下さった皆さん、チャオ、アディオス、ミッスユー、ばーいちゃ。

4D問題

映画デッドプールを、最近話題の4Dを観てきましたことよ。一回行ってみたかったんですよね、なんか遊園地みたいって聞いて。遊園地好きなんですよ。あんまりいかないけど。ジェットコースターとかね。乗ってトップスピードまでいくと楽しいんだけど、そこまでが怖いんでね。それに近所に大きい遊園地もないしなあ。というわけで4Dです。でも結論から言うと、ちょっといまいちでしたね。いや楽しいのは楽しかったんですけどね。売店でビール頼んだら、割と揺れるので半分くらいは先飲んでくださいねって言われて割りと焦ったし、ポップコーンは袋に入れられたりね。初めてだったのですげえ動揺しました。でも確かに割と揺れたし、なんか霧吹きでやられたみたいな感じで顔に水がかかるし、脚にもファサーって風来るしね。でデッドプールもアクションは良かったので、特にラストバトルのとこなんてうおってなった。それこそちょっとちゃちめのコースターで洞窟回ってみるみたいな感じでね。いいのはいいんですよ。でもこれ、1200円の価値有るかって聞かれたら、ちょっと首傾げちゃうかなあ。うーん、てなもんですね。ストリップのところのおっぱいが飛び出してくれたらもう1000円くらい追加でもいいんだけどさ。楽しいんですけどね。あと、隣に座ってる兄さんが、顔に水かけられるとひっきりなしに眼鏡を拭ってたので、なんか眼鏡って大変だなあと思いました。それと逆隣のカッポー、なぜか20分くらい遅れて入ってきて、しかもアクションシーンでずっと指を鳴らしててすげえ気が散った。なんだ彼らは。ポール牧リスペクトなんですかね。デッドプールがポーズ決めてパッチン、コロッサス(だっけ?)がびしっとやってパッチン、車がドカーンて横転してパッチン。なんじゃらほいですよ。まあ割と揺れてるしバコーンボコーンいってるからそこまで気になるって訳じゃないけど、静かな場面とかはね。駄目ですよね。でもどうだろう、ポール牧ってマッカートニーより有名な唯一のポールですからね。偉大な人なのかな。勿論それはサンポールを覗けばですが。ハハハ。それにポール真姫って書いたらあれですもんね、ミューズのダンスの振付師みたいな感じですもんね。話が偉い勢いで逸れてきた感じではありますが、やっぱり4Dはちょっとあれかなって気分ですね。
デッドプールはでも、なんだろう、あんまりエキセントリックなキャラでもないというか。もっとアレな人かと思ってたんですが、なんかただの下ネタ好きのお喋り兄さんて感じで、ちょっと肩透かしでしたね。マスク被ってても、中身あの人だろって思うと微妙というか。アナル掘られる場面は好きですけどね。それはいいんだけど。それと普通にヴァネッサ助かってハッピーエンドで焦った。いやアメリカの映画はそりゃそうなんだけど、でもこう、ねえ……。まあなんていうか、微妙にそんなこんななそういうのでありました。
正直、デッドプール見るくらいなら貞子VS伽椰子を2回観に行った方がいいですよ。クソ映画だろうと思って期待値下げて観るとかなり怖いし面白いから。マジで。いやマジでね。割とゴミのように人死ぬしね。結構怖い場面は怖いし。それにやっぱり驚愕のラストだよ。リング風ならギリギリ助かるし、呪怨風なら全滅だろうなって思ってたら、いやー参りましたよ。あれはあかんやろと。反則やんかと。とか呆然としてたらEDが聖飢魔2で笑っちゃったよ……。まさかの本物の悪魔かよ。二度目ですが参りました。暇で特にやることないなって時には即観に行くべきでしょう。何かを犠牲にするならやめた方がいいけどね。でも観終わった後、あそこまで全員が興奮と苦笑いのちょうど間ってくらいの表情で出てくる映画って、あんまりないと思いますよ。まあ俺は2回はいかないけどね。割と怖いしさ。ていうかはやくシンゴジラ観たいな。それとイッパイアッテナ。楽しみですことよ。