ブレイカァァァああああ!!

 今週のジャンプすげえ楽しかったんだけどどういうことだろう。特にワンピースとハンターの楽しさは異常。まるで10年前に戻ったかのように好調ですね。ワンピースはもうこれからの展開が不安になってくるぐらいだし、ハンターも切れてるキャラが出たときのノリが違いすぎる。見事です。あといつの間にモモカとスイッチってフラグたってたんだっけ。たまにスケットはこういうの入れてくるからな……。ちょっと先週読み飛ばしたかなって思っちゃったけど。それとサイレンはキチ宮さんが瞬殺でちょっとがっかりだった。案外普通な人だったし。でも裏人格ってイっちゃってるように見えて結構普通だったりするもんね、王天君とかラズロとかさ。でも雨宮があんなに夜科を好きとは思わなかったし、夜科もあそこまでクールに返すとは思わなかった。ほんとにジャンプらしくないぜ。あと久しぶりに雪女がヒロインやっててぬらりひょんは満足でした。羽衣狐なんてにわかだぜヒャッハー!!
 つーか大詰めのはずなのに、なにひとつ面白いものがないブリーチは本当に、なんつーかこう、本当にだなあ……。



 いやほんとね、こういうことはあんまり言いたくないんだけどさ。速攻で幼女の全裸とかあったし、虐待シーンもありゃいきすぎてるだろと思うわけですよ。でもそれでも、リリカルなのは劇場版は相当に楽しかったと思います。いやー、驚いた。つーか梅田で見てきたんですが、まず周囲の標準語率の高さと、幸薄そうな男たちに混じっての2割ほどの女性客が気になったよ。普通にフェイトちゃん可愛いとか話してるし。てめえ何人だ畜生。それと非常にお洒落な劇場での上映だったので、ビシっときまってて普段はセレブ的ブランド的トークしか出さないような綺麗なお姉さんに、「ポスターなのはとフェイトどちらにします?」みたいなことを聞かれた瞬間のこう、罪悪感半分快感半分みたいなそういう心臓の高鳴りも、まあ貴重な体験だったと思います。なにか大切なものを落っことした気がするけどねアハハ。
 戻ってなのはですが、本当にうまく纏まっていたと思います。1期のつまんないところ圧縮してくっきりさしてガッツリやったらこんなに楽しくなるんだねえ。バトルも迫力たっぷりだったよ。特にテレビ版でもそうだったけど、スターライトブレイカーを無防備のフェイトにぶっ放す場面は非常に燃えました。つーかあそこだけ無駄にゲッター風だしね。最高。部屋だったら多分、例のイヤッホウのAAみたくガタンって立ち上がってたね。あの演出と、もうなんかよくわかんないけどドカーーン!!って感じのあれは本気でときめいた。すげえよ。無理無理って20回くらい心の中で叫んだ気がするな。あそこだけで元取れたと思う。それとどこでも書かれてるけど、あのラストシーンは参ったね。テレビ版、フェイトってあんなにガッツリ殺しに入ってたっけ。「君の手は暖かいね」で鼻血噴きそうになったんだけど。マジで。マジで。なのはさんもすげえ顔してたし。いやこういうの見るとね、ジャンプでホモやる腐女子の気持ちがわかったような気になるからアレなんだけど、でもしゃーないよな。同性のライバル同士がガチでやり合った後の、このなんとも言えない空気に感じるときめき? ていうか過剰なまでの友情? そんで劣情で発情? まではいかないとしても、まあしゃーないしゃーない。なのはで百合やっちゃうよ。ギア上がったわ。そういうのはともかく、あそこだけはフェイトはフェイトさんだったと思います。素晴らしい数分間だった。隣の人泣いてたし。ほんとに泣くんだね。でも認めてもいい涙だったような気もします。
 でもこれだけは言いたいんだけど、チンポ君全然チンポじゃなかったよな。あれはチンポじゃない。かといってストライカーズみたいなペニス野郎でもなかったしなあ。チンポ君がチンポじゃなかったら誰なんだよ畜生。……ってそうかユーノ君か。そういやそんな名前だったな彼。でもあのチンポ形態時の構えのダサさはなんとかならんかったものか。あれはマズいだろうよ。なんといいますか、凄く言葉にしづらいんだけど、なんかムーミンママが調子に乗ってモンローウォークしてるようなポーズだった気がします。うん、全然違う上に滑ってるね。いいんだ。どうせチンポ君だしいいんだ。それと相変わらず空気読めてないクロノ君に、妙な存在感のリンディ提督も、まあどちらかといえばYES。あと妙にプッシュされてたプレシアさんもイカしてたね。俺ああいうキチガイ好きなんだよな、普通に。遠回しな自己愛なんだけどね。でもリニスが言うような常識的なコメントで救われるような奴はいないからなあ。ああいうのもいいと思うな。こっちはフェイト側視点だし、あまりにもあまりな虐め方だったからあれなんだけど、でもああなるだろうなあ。まあねえ。でもあれだよな。いい年した母親があんな格好してたら娘泣きたくなるよな。あれはひでえよ。でも娘の方も相当に酷いカッコしてるしね。似たもの親子か。そういうことか。まあだからフェイトには、なのはさんが管理局の陰謀で暗殺的なことされた後に、問答無用で管理局をブッ潰す姿が似合うんだろうな。そんで炎の中に消えていく。これだよ。ごめんだいぶ脱線した。つまりはあれですよ、個人的には最後のセリフは蛇足だったんですが、報われない自己愛のプレシアさんが案外いい感じに描かれていたと思います。KYOYAさんとかほんとに数秒しか写ってなかったしね。まあ画面外で色々やってたはずだからいいんだけども。
 ともあれ、なのは劇場版は実によくできていたと思います。なのはさんとフェイトに絞って、ふたりのバトルと友情を背景含めてきっちりやりきったあたり、ただの名場面集だったFateよりは断然に良かったんじゃないかな。Fateは派手だし楽しいんだけど、でもきっと原作を好きであればあるほど、ぶつ切り具合とか細部のアレさが目だって駄目になりそうだし。なのははすっきりとまとまってるし、映像綺麗だし、盛り上げるところできっちり盛り上げてくれるしね。素敵でした。特にスターライトブレイカーとラストは必見だね。最高。あと最初の方のタタリ神とエロアニメ系触手とか、チンポ君が人形になったときのなのはさんのリアクションとか、高町桃子さんのパイズリinチンポ君とか、フェレットの飼い方のページどう見ても正しい男女交際じゃねえかとか、なんか抜き出していくとやっぱチンポ君すげえおいしいなって感じなんですが、そういう小ネタも結構充実してたかなと思います。ここに書けるのチンポ君ばっかでほんとに申し訳ないんですけども。でもそういうところ含めてきっちり作ってくれてるのはベネだと思います。満足。
 これ1ってことはやっぱ2、3と続くのかな。2はあの老害提督モドキとメス猫を写さないでくれたらなんでもいい。3はどうだろう。やっぱアースラがチェンジして、イデオンソードくらいの大きさの剣になるんだよな。それでフェイトが空間ブった斬ったら、なんかデカい敵がドーンといて、そこに向かってなのはさんスターライトブレイカーの進化版炸裂みたいな、そういうのがほしいなーみたいな気分です。まあないけど。俺は断然得するんだけど。でもそういう、アホみたいな迫力とテンションと、あと少しの切なさが入った良映画だったと思います。テンション上がってダラダラとこんなに書いちゃったしね。でも楽しかったぜ。また観てもいいなこいつは。ともかく、最近見た3本の中では飛びぬけてよかったと思います。消失ほめてる人が多くて自信喪失気味だけども。とにかく、次は3月の東のエデン。そんで4月のトライガン銀魂を見ようと思っています。それまでは死ねないね。でも今日はなのは×フェイトで逝くつもりです。君のまんこは暖かいねみたいなそれで。台無しだね。名前で呼んでって言っても女性器を名前で呼んでそれでお友達に、はまあなりたくなくもないか。そんなグダグダな感じですが、面白かったってことが伝わればいいのです。それでいいのです。YA!!