楽園に届かない

ちょっとまあ、出来心というかあれで、某スーパー○出で軟骨から揚げを購入してぼりぼりやってたんですが、その後数時間にわたって胃痛に悩まされた相沢です。みなさんこんばんわ。あれ油凄いね。モンテローザ系列のたこから以上の油だったと思います。つーかせっかくの休日にビールとから揚げで胃痛で悶々とするってどうなんだろうね。すげえ勿体無い。飲みすぎたらあかんよね。さっきも部屋が揺れた気がしたのですが、地震か酔ってるからかボロアパートゆえの階段の上り下りに起因するあれか全然わかんなかったしね。どうも地震じゃないっぽいので後者二つか……。飲みすぎを反省しないとなあ。先月も完成間近のメッサーラのプラモの腕折っちゃったし……。いかん感じで遺憾です。ハハハ。
映画楽園追放を見たんですが、なんていうかすげえつまんなかったです。いや、やっぱゾーンてありますからね。ロリ巨乳で露出度高い服着たパツキンのチャンネーが、釘宮ボイスでわーわー言ってるのが好きな方にはドストライクだったと思うのですが、ちょっと僕はそうじゃないのでね。ていうかこの虚淵って人は、なんだろうな。SFっぽいのは出来てもSFはできないというか、設定の寄せ集めで終わっちゃうというか、こうなんだかなーなあれになっちゃいますね。野菜も肉も高級品なんだけど、塩胡椒なしで炒めて、なんかよくわかんない味のソースがべったりかかってた印象です。塩胡椒大事だと思うんだよな。そもそも主人公コンビが「どうしてそういう思想をもつに至ったか」ってのが全然わかんないまま話が終わっちゃうのがもんにょりしました。イカしてる兄ちゃんに奥行きが全然ないしね。なんていうかなあ、色々と足りてないんですよね。その楽園での人々の具体的な生活が全然描かれないから、それが本当に兄ちゃんが語り、釘宮が納得したディストピアなのかわかんない。地球の方も、砂漠だったけど釘宮露出度高いままだし、でも町は昔の台湾みたいなあれだしで、暑いのか寒いのかすら感じられない。そういう描写もないしね。もうみんな人間ぽさがなくて、ベタな人形劇でも見てるような気分になりました。
まあでも、映像は綺麗でしたね。そこは良かったかな。マシンダサいけど。戦闘は派手だったし、釘宮もいいシャウトしてたのでいいですよね。豪華声優も一瞬出てたしね。市街地戦の訓練とかしとけよって思ったけど。まあでも、どうにも細かいところが気になるタイプとしては、やっぱりそれだけじゃねってなるわけです。塩胡椒大事よ。味の濃いタレだけじゃね。これみるくらいなら、ビール片手にマトリックス見るか、真面目にゼーガペイン見た方がいいと思います。それかあのイカす兄ちゃんをイカす姉ちゃんに強引に脳内変換してみるか。まあ、それはそれで、ねえ。
その後読んだ「こぼれ落ちる時の汀」はもっそい好き。ハードSF百合いいよね。大好きです。まあ3つのうちひとつは別にして、あのふたつをきっちりまとめた方がいいとは思ったけども。でもこういうの好きなんだよ。二人きりの因果の糸を、数世代かけて解きほぐしていく感じがね。素敵。しかもちゃんとした百合だし。俺こういう二人だけの世界に弱いんだよな……。それにこの物語が、最終的にすべて起こらなかったことに収束していく構成も好きです。紫色のクオリア的な。こういうのをね、映画館で見たいですよね。パツキンのチャンネーがおっぱい揺らすだけじゃなくてさ。心を揺らして欲しいよね、心を。うん今俺いいこと言った。
今年は進撃の巨人見て場合によってはナルト見て終了かなあ。結局今年一番はヨヨとネネになりそうですね。ていうかサカサマのパテマって去年だったのか。もうこの歳になると、そういうの曖昧になっちゃいますね。まあ酔ってるからかもしれないけどさ。酒と映画と漫画に酔う人生でございます。そんな感じでね、まあぼちぼちやりますことよ。