今すべてを解き放とう!!

戦姫絶唱シンフォギアの宣伝をしたいと思う。
僕はシンフォギアが大好きだ。ここ数年で一番と言ってもいい。たまたまGのEDを聞き、へえっと思って休日に見てみたのだが、はまりすぎて2週してしまった。それでも12時間弱。全13話でこの興奮、コストパフォーマンスに最高である。特に12話はナチュラルに2回見た。あれは最高だった。
ともあれ、ネタバレせずに魅力を伝えるのは実に難しい。僕自身、シンフォギアを人に勧める際、「とにかく「シンフォギアァァぁぁぁ!!」って感じやから」「1話がイカしてて、2〜5話で水樹奈々がツンしてデレて、6話で来て、7〜11話で高垣がツンしてデレて、12話からシンフォギアァぁぁぁあ!!」「見ようや!!」「6話ええよ。悠木碧高垣彩陽の腹をシャウトとともにブン殴るシーンがたまらん」「高垣が全裸で電気ショック食らって叫んでるところの次くらいいい!!」「見たらわかんねんて!!」「あの1話のとにかく詰め込みました感を味わってくれ!!」「つーかはやく見ようぜ!!」とかその程度のコメントしか出せていない。まあ、スベってるね。書いててちょっと泣きたくなったからね。ともかく、言いたいことは、このコメントはそれほど的を外していないということである。力に目覚めた主人公だが、当然のように最初は非力。そこを持ち前の明るさと行動力で気難しい先輩ともぶつかりながら、実力を開花させ、好敵手と競い合い、最後は世界を救う風になるわけです。ワールドワイド悠木。ええやないですか。さらにダサさとスベりの間をぎりぎりですり抜けていくような必殺技ネーミングとかね。最初あたりは割とニタニタ見てるんですが、最終回でのシンクロゲイザーには両手を天に突き上げちゃいますからね。やばいまた意味わかんなくなってきた。
テンション系の作品は、説明するのが難しいものです。例えばグレンラガンゼーガペイン。僕はどちらも同じくらい好きなのですが、ゼーガペインは「人類の状況を意表をつく展開で説明する序盤」「ループする日常の中で、偶然発生した「明るい」主人公が現状を打破していく」「ヒロインの覚醒と絶望と閉ざされた楽園」「きょーちゃーん」「繰り返される日常を繰り返さなければならない悲劇」「魅力ある登場人物の群像劇」「ルーシェン・ザ・ゲイ」「シマもどっちかといえばゲイ」「正直イエルよりはミナトさんだよね」「いやいつの間にか消えたゆかなヴォイスのあの子……」とかまあ、色々といけるわけですが、グレンラガンは「兄貴ぃぃぃぃぃぃ!!」「墓穴掘ったら掘り抜けぇぇぇ!!」「ロシウブン殴る場面最高!!」「むしろロージェノムにネジブチ込むシーン最高!!」「つーか綺麗なゲッター」「俺を誰だと思ってやがる!!」「ニアぁぁぁぁぁあ!」とかそういうよーわからんシャウトになってしまうわけです。テンション系はテンションが売りだから、実際見ないとわからないわけですよ。ていうか前後の流れによっては、見てもあんまりよくわかんない。ハセヲのスケイスシャウトを見て.hackプレイした人が少ないように。いや、案外いるんですかね。まあいるかもしれないけども、それはあっちにおいといて。
萌えなら簡単なんですよ。こう萌えな部分をくりぬいて、ぱって見せて「これ可愛いやろ!」とか言っちゃえばOKなわけですから。それは完膚なきまでに可愛い絵で、もうそれで集客率はハネ上がるわけです。もうなんかあれですよ。テンション好きとしては腹立たしいわけですよ。どっちも見ればわかるのに、こっちはシャウトしてもなんかワンアウト満塁で新井兄が打席に立つレベルにスベっちゃうのに、あっちは画像のショット一枚見せるだけで「じゃあ見るわ」とか来るわけですよ。死ねよと。アニメはそうじゃないやろと。こうばってきてぐっとなってバァァーーン!!でいこうやと。そういうわけです。なんか違う気もするけどそれでいいのです。
というわけでシンフォギア見ようぜ。ほら! 今見たいと思っただろ!! 思ったはずだ!! 正直に言え!! やっぱり、その顔!! 見たいと思った!! 思っているんだ!! だからシンフォギア!! シンフォギアァァァぁぁぁあああ!!