暁美ほむらに花束を

劇場版まどか観てきました。やー、なんか良かったですよ。多分1ミリも期待しなかったのが良かったですね。初めてウロブチやるやんって思った。やっぱ彼もあのEDはマズいと思ってたのかな。ラスト30分は結構興奮しました、というか序盤1時間半はゼーガペインぽかったりしてて、マミほむ銃撃戦%以外は割と退屈だったのですが、まあでも総合的にはかなりベネだったでしょう。
つーかやっぱほむほむだよな。俺なぜか彼女は好きで、こうなんか微妙な感じで発泡酒飲んで、寂しいから別の女と寝まくって、うっかり杏子好きになって、そんで死に別れて、最後までまどか神の尖兵のままで死ぬ、みたいなSSをずっと書いてたんですが、もうそんな過去をなかったことにしたいね。反省です。ほむらはやれる奴だったよ。最高です。俺はまどかがそれを選ぶならって私もそうするって感じのほむらを想定してたし、そういうSSも沢山みたのですが、彼女そうじゃなかったね。テンション高いですよ。まどか神ブン殴ったもん。「まどかは本来ほむらに助けなんか求めてなかったのに、ほむらがまどかを助けようとしていたことが根本的な間違い」とか言ってた俺も殴られたけどね。そんなん違うやんと。そうじゃないならそうなるように宇宙ごとブチのめしてやるよと。まどか教教祖になんかなってやるもんかと。いやあ、いいじゃないですか。反逆ですよ反逆。トリーズナーほむら。最高です。昔の霊界探偵は「あっちが神ならこっちは女神だ」を決めましたが、潰れ顔のワールド使いは「あっちが神ならこっちは悪魔だ」と来たもんですよ。そのテンション、YESだね。もう発泡酒飲ませられないもん。なんかノリですげえいいワイン持ってきて、飲んで、薄いわねって道路にぼとぼと垂らしてる様が見えるね。うわ、そんなん最高やんか……!! まどかが自分に守られたくないなら、力づくでも自分がまどかを守るようにしたるぜとね。やー、ほむらは出来る奴ですよ。
個人的に、「ふたりきりの世界」ってのが結構好きです。ふたりだけしか理解できない世界っていうかね。リンかけとかそうだし、ある意味マガジン版花形もそうだったと思います。誰にもわからない、でもその二人だけにはあるもの、みたいな。ほむらとまどかはそういう二人になったのだな、と感じますし、それはぐっと来ますね。このまままどかとほむらが未来永劫戦い続けるような妄想には超絶に勃起します。そんな描写もあったし。でもどうなんだろうな。なんか魔法少女の願いを否定したみたいだし。つーかまどかがそうしなかったのがよくわかんないけど。それやったら地球ダメになるって話だったけど実際なってないしね。あれどうなんだろうね。Qちゃんがいつもそれっぽく説明してるけどよくわかんないんだよな。あいつテリーマンか本部以蔵に変えろよ……。まあそういうのはどうでもいいんだけど。でも発泡酒が似合わなくなったほむあんも書いてみたいですね。ワイン飲んでるほむらに槍突きつける杏子とか。ほむらがああなってから杏子あんまり写ってないしね。
というわけでまどか劇場版は意外と楽しめました。俺ほむほむ超好きですよ。反逆の物語、偽りはなかったです。気にくわないラストをブン殴ったほむら、応援したいですね。