快楽の絶頂……!!

今年最初のグランドスラム全豪オープンは素晴らしい大会になりました。何よりもまずは錦織君。まさに躍進でしたね。ツォンガ戦は仕事中でやきもきしていたのですが、なんとぴーおーからのメールで結果を知ってしまいました。しかし驚いたなあ。昨年まで5セットマッチ無双状態だったツォンガから、その5セットマッチで勝ってしまうとは凄すぎますね。プレーを見てないのでなんともいえないのが残念です。再放送してくれるのかな……。そして次のマレー戦は、半休を取って100円ナゲットとビールを装備して観戦したのですが、うーん結局力の差を見せ付けられてしまいました。随所にいいプレーはあったし、食い下がっていた部分もあったのですが、やはり地力というか純粋に様々なものが足りていなかったようですね。というか色々といわれていますが、あの3人が目立ちすぎるだけで、マレーも十二分以上にトップのプレイヤーなわけで、むしろそんな相手とまともに打ち合っていた錦織君を称えるべきだと思います。グランドスラムで日本人選手がベスト8でトップ選手と戦っている。しかもそれが1回のまぐれじゃなく、まだ未来に期待できる……。素晴らしい時代になったものです。しかしガチで応援して見るテニスは、やはり相当にじりじりするものですね。特にトップのレベルは1球1球が心臓に悪すぎるぜ。しかし最後にこんな気分になったのは、ウィンブルドンシャラポワが優勝した年の杉山愛戦かもしれないなあ。あれもやかましい試合だったことよ……。
ヒューイットの頑張りや若手の奮闘等の見所もありましたが、やはり準決勝以降は凄まじい試合ばかりでした。フェデラーVSナダルは先の日記で書きましたが、マレーとジョコビッチも凄かった。しかしあの激闘を、ジョコビッチが決め切れなかったとどこのニュースでも書かれていて、確かに事実ではあるのですが、少なくともマレーもかなりの健闘ぶりだったなと思うのです。まあ決めきれないあたり精神面はまだあれなのでしょうが、でも相当に食い下がっていた。ファイナルセットの粘りも、結局はあれだったけど見事なものだと思います。今年は化ける……と思われ続けて結局化けないのがマレーのマレーたる所以ではあるのですが、しかし今年こそはグランドスラムで勝ってほしいですね。そして圧巻の決勝。準決勝が激闘なら、決勝はまさに死闘でした。というか僕は土日と職場でスキーに行っており、めちゃくちゃ疲れている状態で観戦していたので、最後は本当に魂が抜けかけてしまいました。でも凄かった。特に第4セットのナダルが凄い。あのガッツには本当に涙が出そうになりました。0−40からの5連続ポイント、タイブレもダウンからの巻き返し。見事でした。そして誰もがナダルの流れになったと確信してからの、ファイナルセットのジョコビッチのプレーはまさに王者のものでした。フェデラー戦は何度も立ち上がったし、マレー戦は拍手を繰り返しましたが、この試合は幾度も呼吸を止めてしまいました。いやあ、凄いものを見ちゃいましたね。今年、これ以上の大会はあるのだろうか。そう思わせてくれる、凄い大会だったと思います。こう感じるのはアレなのですが、錦織君とマレー戦でなく、どの3試合のどれかを放送していれば、多分相当にテニスファンが増えたと思ってしまいますね。お見事でした。今年は、あとはウィンブルドンフェデラーの復活が見られたら言うことはないんだけどなあ……。

あと今週のジャンプは楽しかったです。やっぱり球磨川さんのイケメンぶりはすげえ。彼の決めゼリフはぐっと来るものばかりですね。超素敵。最後のヒキが気になりますが、しかしこの漫画は深読みしない方が楽しめる気もするので、さらっと流して次回を楽しみにします。そしてハンターが相変わらず楽しすぎる。やっぱすげえなあ。どうなるんだろう。あの意味深なジンとバリストンの表情はなんなんだ。ゴンや会長選の行方は、そしてその先の展開はどうなるんだろう。さすがに次号から休載はじまるとがっくり来ますね。まあそもそも連載しすぎなんだけどさ。あと何度も言っている事ですが、やっぱりリボーンが一番ジャンプ展開やってると思うな。カオス→ちゃおっすはさすがにアレですが、こういう展開はいかにもジャンプだと思います。ここでは決着はつかないでしょうが、このターンのオチも見えてきたように思います。あとはマジコのしぶとさに嘆息。あれどうなるんだろうね、色々とさ。そしてスターズはあと何週の命なんだろう……。

明日は待ちに待った順位戦ラス前。多分無理だと思うけど、谷川さんに意地を見せてほしいところであります。