2010年俺の旅

 やー2010年ですよ。凄いねー。高校受験のときに「どうせ1999年で世界終わるんだからこんなことやりたくねえな」って結構真面目に考えてた僕も今年で27になるわけですよ。そういう部分は今でもあんまり変わってない気もするけど。年金払うの超嫌だし。でも親父が結婚した年齢超えるんだなあ、と考えると、なんかもうちょっと真面目に生きないとなあと思ってしまいます。ちょっと最近、特に酒飲んだときなんだけど、どうにも適当すぎる気がするのです。基本適当な人間なんだけども、もうちょっとなんかあるよなーとかね。そんな感じで今年も頑張っていこうと思います。ちょっと仕事の方でヤマもありそうだしなー。
 アニメ獣の奏者。まずまずの出来が続いていただけに、まさか最終回がああいうスベり方をするとは思ってなかったなー。あれでいいのかよ。いや子ども向けってこと考えると、まあ50話積み重ねたわけだし、むしろああいう風に終わる方がいいというのはよくわかるんだけど……。でもなあ。別に獣の奏者でやらなくてもねえ、ああいうのは。多くの宗教やら教訓話では、「人間はこう生きるべきだ」ということが書かれているわけですが、その「べきだ」の部分を強調するだけに、人間というものや、人間が集団となったときに生じる社会というものが実際どうであるか、ということを無視してる場合が多かったりします。だからこそそういうのは退屈だしつまんないわけですが、とはいえそんなもんばっか書かれても困るわけですが、少なくとも獣の奏者という作品では、「人間はこう生きるべきだ」なんてことはあまり語られず、主人公エリンを中心とした人々がどんな連中で、国や時代がどんなもので、それがどのように生きていくか(変わっていくか)ということが非常にうまく描かれていたと思います。だからこそ老若男女に受けていると思うし、その中でも登場人物のリアルさがとりあげられる率が高い気がします。少なくともアニメのようなオチだと、獣の奏者って小説はここまでの人気は出なかったんじゃないかな。まあでもNHKだしねえ。仕方ないかなあ。つーかあの最後のみんなの笑顔のキモさはどうにかならんもんか。いやいいだけにね、あのタイミングでかかる雫が。まあでもどうしようもないことだわなあ。とまれこのオチじゃアニメはとても人には薦められないものになってしまったことは確実だと思います。がっかり。
 どんどん規模が縮小している気がするエロマンガ大賞09。しっかしまた1位2位知らない奴だなあ。どうだろう。昨年度は1位のツンデロは結局買っちゃったし、2位の関谷あさみも漫画家として案外イカしてたし、5位独蛾6位Giftなんてどの年度でもトップ3に入りそうな出来だしでかなりイケてる年だったと思うのですが、うーん今年はどうなんだろうなあ。少なくとも1位2位がそんなにイカしてるとは思えないけどなあ。とはいえ大和川が6位に入ったってのはなかなかに喜ばしいことだと思うし、あとびっくりしたのがあさぎ龍の「はじめて恋をした」のトップ10入りですかね。なんせガチ百合話だからねえ。別の年上ものがよかったんだろうか。うーん。でもこうみると、どうにも昨年はあんまりいいのがなかったんじゃないかなって気もしますね。って昨年の今頃もそんなこと言ってたんじゃなかったっけ。まあいいか。今年もでも、あんまりえろ漫画は読めないだろうなあ。購読雑誌がいつの間にかホットミルクだけになってしまっている俺でした。
 もう平成も22年かー。同僚に平成生まれもいるしなー。ともあれ頑張って行きたいと思います。色々とね。色々と。