沈まぬなんたら

 を見に行くツアーが職場で組まれそうなんですが行きたくねえなあ……。3丁目の夕日の親父バージョンみたいだもんなあ……。面白いのは面白いと思うのですが、なんか仏陀なんとかの方が楽しめそうな気もします、小清水的な意味で。
 QMA声優検定に思わぬ苦労を強いられてました。いや難しかったわ。千円突っ込んで駄目で、もう無理かなと思ってたんですが、最終的に碧郎さんに助けてもらった「たんけんぼくのまち」でクリア。個人的になんで声優問題なのかさっぱりわかんないのですが、でも有名な番組だったらしいので、とりあえずOKな感じです。あとプロ野球検定でもそうだったんですが、だいたい90年代中盤以前のマニアックな問題は完全に答えられなくてアレです。やっぱり半端者は辛いぜ……。
 ふたつのスピカ完結。いや、素晴らしい最終巻だったと思います。83話の佐野先生のおいしさとか、仲間がすこしづつ描写されて、それで宇宙に行くときにはじめてアスミの顔が映ったりとかの演出とか、相変わらず狙ってくるなーとぐっと来ていました。でも一番はアスミが地球を見下ろす場面だなあ。今まですっと宇宙を目指して空ばっか眺めてきたアスミが、夢を叶えて宇宙から地球を見下ろすっていうのがね。それでそれをライオンさんが見てる。素晴らしい場面だったと思います。ここまでの15巻分が全部詰め込まれてたなーと。つーか最後までズルかったよ作者。意味わかんないけど最後の5時間目:宇宙で泣いてしまった僕はどうすればいいんだろう。
 さらに最後の最後でゲンコツをせずに頭を撫でた府中野君に、すっかり丸くなったマリカ、相変わらずのケイにウサギさんと、既刊分の集大成のような最終巻でした。実に最終巻にふさわしい最終巻だったなと思います。その分あとがきの気持ち悪さも半減しているのがアレですけども。あと3次元のスピカもなかったしね。でもふたつのスピカは、最後までぶれずに、最後まできっちり描いてくれた稀有な漫画になれたかなあ、と個人的にですが感無量な気分でもあります。名作になったなーと。ドラマの方も、また別のスピカを作ってくれたしね。なんか読んでてよかったなーと素直に思える、そういう最終巻ではないでしょうか。素敵な漫画でした。行こうぜ、宇宙!!



 あとどうでもいいけど、城島加入に本気で喜んだ阪神ファンてどのくらいいるんだろう。矢野さんはいいとしても狩野がなあ……。アキラに微妙に似てるのに……。いやだからか……。フフ……。