終戦

 終戦でした。阪神もなあ、面白くなるのが9月からで、しかもそれが3位争いってのはねえ……。夏くらいまでは実に暗黒期チックでアレでした。そして最終盤の負け方も……。なんだろうねこの競り合いの弱さは。残念です。そして9月以降のベイの阪神キラーっぷりは異常。なんか06年から毎年なんらかの真似をしてくれてる気がします。くそっ……。いや悪いのは26ゲーム差つけられてる阪神自身なのは疑いないんだけども。
 そのせいでもないですが、先日の帰宅が午前4時を回っていたので、まんまと軽音部を発売日に買い忘れてしまいました。Shit!! ヲタクの名が泣くぜ。というわけで今から買いに行きます。売り切れてたら暴れる。リナ・インバースのごとく。



 それとファフナー視聴完了しました。いや面白かったんだけど、なんか序盤から徐々に面白くなくなっていった気がするなあ。謎の多さにわくわくしてたんですが、その多くが明かされていくにつれて「えっそんなものなの?」って感じちゃうものだった気がします。フェストゥムの存在とかそういうのとかね。あと特に母親連中の顔の識別が難しくて……。それと名前も最後まで覚えられなくて誰が誰だか……。いやいいんだけど、いいんだけど……。
 基本島の内部に終始していたので、世界の広がりのようなものを感じられなかったのが残念だったかもしれません。世界の広がりといってもアレなんだけどね。でも島内部でのごちゃごちゃだけで、あとツバキの悟った感じのセリフだけですらすらっと終盤が進んじゃって、どうにも乗れなかったかなと思います。面白くなかったわけではないのですが、でもあんなガシガシやってくる奴ら相手に共生って言葉使われてもねえ。なんかツバキの存在そのものがすべってる感がありました。もっとマブラブオルタ風でもよかったんじゃないかな。ミールだかフェストゥムだかが人間の感情を理解(?)することでの変化もなんか微妙だったしなあ。このあたりの流れは好みじゃなかったと思います。中盤の一騎が島飛び出して戦う理由に気付くところとかは好きなんだけどね。脚本変わる前の展開のが好みだったかも。
 しかし一騎は、最後まで頭髪の後退が気になるシン・アスカの印象が拭えなかった気が強います。本当にこの絵はそっくりだよなー。でもムッツリゲイのソウシは嫌いじゃなかった。髪切ってほしかったけど。この二人がマヤを好きになった(?)理由がよくわかんなかったので、俺の中では完全にソウシがヒロインでした。つーかOPの時点ではマヤ男だと思ってたしね。ニコルみたいだったし。あと一騎達の「遠見」が「トモミ」に聞こえて、中盤くらいではトモミとマヤが二人いるんだと思ってました。だって顔の見分けつきにくいから誰が誰だか……!! あととことんまで恋愛に落ちる過程がなくて困るやね。いいんだけどね。しかし誰にも萌えられなかったなー。強いて言えばゆかなヴォイスか。あれは鉄板だった。あと戦闘時のマヤ。COOLなのはいいぜ。つーか本当に思うんだけど、ソウシは女でよかったんじゃないかな。そっちのが色々と締まってた気がする。フェストゥム的にも、どうせ捕らえるなら理知的な女の方が良かったろうに。長髪だし。なんか生命(?)を理解するにいい感じだし。ていうかツバキが必要ないんだよなーどうにもこうにも。
 そんなゼーガペインとマブラブオルタを足して2で割ったようなファフナー、楽しめたのは楽しめたんですが、なんか不完全燃焼のままで終わった気がします。楽しんだのはほんとなんだけどね。ゼーガペイン的説得力にもマブラブ的テンションにも届かなかったよな。ちょっと残念。あと確信したけど、マブラブには参謀本部的な組織が必要だったと思うな。あと男。一騎と違ってタケルちゃんには友達いないからね。やっぱり友情だよ。というわけで、最後は仲間のために散ったゴーバインに敬意を表して締めたいと思います。あいつは実にナイスガイだったぜよ。