少女セクト

 DVD買ったぜイィエッフー!! なんか全然話題になっていませんが、俺はキッチリ初回特典版を購入しました。ファンとしてね。連載中、2ヶ月間メガストアの発売日を待ちわびていた気持ち悪い方のファンとして、仁義はしっかり通したと思います。まあTシャツに惹かれたんだけどさ。
 でもTシャツ、あれは違うと思うんだ。なんかお洒落なんだよ。違うだろうと。もっとヲタクでいいんだよと。キッツイのがいいんですよ。なんかこう、普通に着てスーパーとかに行けそうなのは望んじゃいなかったんだ……! あと「洗濯」を「選択」にしてたり、「長期間の保存には向いてません」とか、「他の洗濯物と一緒に洗濯しないでください」とかあったり、製作者はTシャツの意味を知っているのかと疑問に思ったりしたんですが、でも少女セクトのTシャツだしね。ほら内藤ちゃんとかすげえ我侭だし、むしろこのくらいの方がらしくていいよね、と自分を無理やり納得させました。うんいいんだ。この気持ちを8バイトで表現すると「ざけんな」だけど愛してるからいいんだ。我侭な人ほど可愛いからいいんだ。そう思わないとブサイクな顔二度と見られないようにズタズタに引き裂かれる気がするしね。
 で、本編。個人的には、予想以上の出来を見せてくれたと思います。いやよかったんじゃないかな。はじめから思信様視点で、昔の思い出やってから本編スタート。相手の名前を言うと消えてしまうエピソードを上手いことブチ込み、なんか人魚伝説とかいうあまりにもアレなネーミングで定着してる設定を付け加えて、姉妹とまーやのエピソードを入れて終了しました。無難なとこなんじゃないかな。内藤ちゃんに嫉妬する麒麟とか、まーやのなんかこう、なんかこうな部分とかいいと思うし。なにより思信様の声がベネ。やーベテランと聞いていましたがいい仕事するねー彼女。ナイスとしか言いようがないな、マジで。弱いときと強いときのメリハリがイカしてるしね。対照的に内藤ちゃんはアウトな気がします。あれはないと思うけどな。なんか、もっとかかずゆみ的な声がいいと思うんだ。あくまで個人的に。
 ラストで風紀委員の内藤ちゃんと思信様の会話があるんですが、そこでの思信様の搾り出すような「……桃子」ってセリフにぐっと来ました。あれは少女セクト好きのヲタクが何を望んでいるのか理解している場面だと思います。名前を読ぶと、もし両思いだったら読んだ人が消えてしまうという伝説のある美術室。そこで桃子。色々カマかけても見事にかわす内藤ちゃんに、結構ギリギリで桃子って言うんですよ。でもまあ、消えないわけでね。消えたかったのにね。切ない。そういう場面を上手くブチ込める脚本は信じてもいい気がするんですがどうでしょう。まあガッカリ部分は沢山あって、内藤ちゃんの声だとか、原作のナイスセリフのほとんどがないこととか(その髪すてき、とかそういうのが)あるんですが、それでも結構期待できるできなんじゃないのかな、というのが僕の感想であります。キレのある場面は結構キレがあるので、まあいいかなみたいな。ともあれ2巻、3巻にも期待したいところであります。なんか合計2万くらい飛びそうだけど気にすんな!!



 でもなんかアルコールが抜けない感じが……。頭重いぜファック。今日は寝よう。今から16時50分まで。