パトレイバー

 さすがにそれで終わるのはアレなので、碧郎さんに見せていただいたパトレイバーの感想でも。本当に面白かったので。ていうかほんと、ここから15年ぐらい経ってるはずなのに、なんで種はあんなのなかなあ。という愚痴をもう何度も言っている気がします。
 とりあえず「黒い三連星」「火の七日間」「二人の軽井沢」「雪のロンド」「星から来た女」を見ました。どれも素晴らしかった。特に「二人の軽井沢」はほんとにヤバい。あのやたらやらしい後藤さんと、微妙にかわしつつペースに乗せられてそうで微妙な線を保ったままの南雲さんが最高に素敵です。それでいて、最後の布団のとこではしっとりとした、ある意味30禁のシーンを見せてくれるわけで。これは唸るしかない。凄く素敵。いやまあ目茶目茶笑ったんですけどね。レイバーが出ないことなんて些細なことさ。
「雪のロンド」以外は、頭いい人が全力でバカやったらこうなりました、の見本のようで、凄い勢いで笑わせていただきました。「火の七日間」のセリフのセンスとかありえない。イングラマンもなー。誰だ企画通した馬鹿は。最高です。平成生まれじゃなくて良かったよ俺。あの変なビームの効果音とかほんとにたまんない。「雪のロンド」は雰囲気だけでほとんど持ってかれました。見事。いちいち構図とか情景が面白い。雪と赤い風船と町並みなんてたまんないもん。考えるのは無粋な気がします、こういう話は。あの80年代っぽいデートコースと、今に通じるほどのアスマのヘタレさに笑っておこう。素敵です。
 パトレイバーはほんと凄かったです。実家戻って、時間あったらいくつか見ておこうかな。旧OVAの「二課の一番長い日」は普通に何度でも見たいですけどね。たまんないよこれ。デス種見た直後だから、ではないはずですさすがに。ってエウレカの方が印象薄くなっちゃったぜ。