アニメ

 ノム宅で随分と見たわけですが、その中でもエウレカパトレイバーOVAがずば抜けてました。特にパトレイバーの「二課の一番長い日」は本当に素晴らしかった。生臭い雰囲気に明らかに気合入りすぎのメカ描写、そして濃硫酸なみの男濃度の高さ。圧倒されました。やはりクーデター&革命、それに対する体制側の抵抗劇は、上手く出来ていれば本当に大好きなのです。劇場版1は司令に見せていただいたので、2をチェックしておきたいところ。
 そしてエウレカ。こちらも最高でしたね。2クールのやたら暗かった展開が、ここでようやく生かされました。音楽含めてスカっとしましたよ。最後の「つづく!」で万歳三唱。後半からのレイ&チャールズ、アネモネ&ドミニクとの関係にも期待大です。ドミニクには頑張ってほしい。レイは子供でもできたんだろうか。
 とはいえ、やはりニルバーシュのフリーダム化には首を傾げてしまう自分がいます。あれはいかがなものか、と。キラとは説得力が違う、とは、キラと種を庇う意思はないですが、僕にはあまり思えない。それは自分の行動を自覚し、その後の人とのふれあいと状況でさらに自分を見つめ直し、最終的に「戦場でも人殺しは絶対に駄目だ」という答えに辿り着く、という行動(と思想)が両者に共通しているからです。勿論、演出面での上手さは(ていうか音楽とか動きとか世界観も全部か)エウレカが突出してますが、だからレントンの不殺は正しくてキラのそれは間違っている、とはどうしても思えない。それですむならジャンケンでも麻雀でもやって決めればいいのです。ここで別の答えを持ってきてればなあ、と感じてしまうのは、反戦ドラマはあっても戦争ドラマはない国のないものねだりなのかもしれませんけども。これだけの展開を作れるスタッフならば、ともっと上を求めてしまいます。種ならあまり批判する気も起こらないんだけどなー。エウレカは、そこを抜けば本当に完璧だったので。うーーーむ……。
 ちょっと下がってブラッドプラスと地獄少女。なんか両者ともキャラ萌えになりつつあります。だって音無サヤ激可愛い。そりゃ頬が緩むってもんですよ奥さん。閻魔あいもいい。でもまあ、それは現段階では、そのあたりしか楽しみがないというわけで。今後には期待しているのですが、どうなることかな。あとシャナ、はまあいいか。
 なんかだらだらと長くなったな……。しまった。