マリみて
なぜだかマリみては読んでしまいます。一応乃梨子スキーだしね。最中さんのリンクでまで（こんなところでほんとにアレなんですが、サイト開設おめでとうございます。じわじわ見てます）「ステラさん」と書かれる日々ですが、乃梨子とかエアリスとか今でもギンギンにストライクゾーンなわけですよ。とはいえ、既にほとんどのキャラが何らかの形で安定しちゃっている昨今のマリみては、もう作品終了後の二次創作のような趣で、実に本編らしからぬ内容ではありますけどね。今回もその流れでしたが、乃梨子好き的ズキューンポイントがあったのでとりあえずは良しです。
地図からは予想できないほどの大きさの小笠原邸を目の当たりにして、第一声で地図の縮尺に言及する辺り素敵です。縮尺て。もっとこう、地図そのものとか言及する部分はあると思うんですよ。でも乃梨子は縮尺。その選択、イエスです。さすが「双子もの」と言われて、まず「１１月のギムナジウム」を選ぶだけはあります。なぜだか知りませんが、僕の萌え心はそこでヒットされました。あれですよ。頭の回転が速すぎるから、いちいちクラスメイトの発言とかをハイクオリティで返しちゃって、凄い勢いできょとんとされるんですよ。で、ため息。地位と相まって微妙に疎外される乃梨子。今日（４月８日＝潅仏会）に個人的にお祝いする乃梨子。素晴らしい。乃梨子は強いから疎外される、瞳子は弱いから疎外される、みたいな幽白ネタに結びつくまで１分かかりませんでしたよイヤッホウ。
あとはあれですね。目玉焼きに何かけるか。正直乃梨子のウスターソースはかなり許されないわけですが、清子さんのマヨネーズはさらに許されない。食卓がマヨネーズまみれになってブチ切れる祥子様ＳＳの増加が予想されます。今更ですが、３月２６日のＷＥＢ拍手に以下のような書き込みがありました。
15:11 うまい棒はマヨネーズが合うことが判明
15:11 うまい棒にマヨネーズが合うことが判明
15:11 よってマヨネーズは万能の調味料といえる
15:11 よってマヨネーズは万能の調味料といえます
15:12 例えるなら、どうも松本ですと言いたげな笑顔
もう世惑い言を通り越して背徳的ですらありますね。このマヨラーどもめ。奴らの侵食にはほんとに頭を悩ませています。ノムとか、やれカレーに納豆だ、やれ焼き飯に醤油だと聞いている方が食欲を無くすようなことを平気で言い出すわけで、ほんとに奴を異端諮問会にかけて火あぶり的な拷問でも食らわしてやりたいとか思ってます。マヨネーズかけたうまい某なんてどうせ手に取った瞬間出川に代わるんだよアホめ。正直マヨネーズを法律で禁止すれば、２兆円くらい経済効果あるような気がするんですがどうでしょう。マヨネーズハラスメント禁止法案とか提出する人には千票入れるね。でも祐巳はやっぱよくわかってます。麺つゆいいですよね麺つゆ。僕は麺つゆを愛してます。これは譲れない。麺つゆは最高の調味料です。何に合わせてもいい。缶のお汁粉といい、麺つゆといい、彼女とは固い友情を結べそうな気がします。その辺り、やはり１５歳の乃梨子は若さが出たかな、という感じですね。次の日あたり、志摩子さんに荒縄で椅子に縛られて、延々醤油系統の食べ物を口に流し込まれているでしょう。「乃梨子！ 醤油様を裏切った報いを受けなさい！！」とかね。素晴らしい。
そういえば、例の名前ので「のりしま」やってみたんですけども。
のりしまの51%はマイナスイオンで出来ています。
のりしまの36%は欲望で出来ています。
のりしまの5%は白インクで出来ています。
のりしまの3%はやさしさで出来ています。
のりしまの2%は白い何かで出来ています。
のりしまの2%は株で出来ています。
のりしまの1%は勢いで出来ています。
これ最高ですね。非常によくわかってる。特に欲望が３６％でやさしさが３％な部分には感動すら覚えました。それだよ。欲望にチラりと優しさが潜んでるから、別れられなくて傷ついてオーッソーレミーオなわけですよ。ナイスのりしま。さすがマイナスイオン５１％。
うおっなんか意味もなく延々語ってしまったぜ。まあ久々だしいいか。
エウレカ
普段ノムやぴーおーに散々「日和ってる」と暴言を吐いている僕ですが、この件に関してはあまり言い訳できない感じです。かなり日記では褒めてますけど、正直４８話はいい話に見えなかったわけですよ。ていうかぽかーんとしてました。それでいいのかよと。アネモネはもっとこう、重いと言いますか、人工コーラリアンゆえの葛藤とか、デューイに対する何かとか、地球のこととか、２度ほど軽くあしらわれたエウレカのこととか、そういう負の部分がかなり大きいんじゃないかなと思ってたものでして。正直死ぬくらいじゃないと解決しないんじゃないの、と９割がた本気で考えてました。まあ設定資料集とかそういうの読んでないし、１年通じての視聴だったのでかなり忘れてる部分も多いので、ただの思い込みかもしれないんですけども。そんなお前、ドミニクとラヴラヴでスッキリってありかよ、と。やっぱアネモネには多少思い入れあるんですよね。ツンデレだから、と個性を剥奪して枠の中で激萌えする、という選択肢を選べないくらいには好きだったようで、だから首をかしげたなあ、みたいな感じです。あとやっぱ、「愛って素晴らしい！！」とか、「愛が世界を救う！！」みたいなのには同意できないなあ、と。恋愛だけがすべてじゃないよなあとか。さすがキモヲタだ俺。アハハ。
で、最終話もそんな感じでした。ただこちらは、多分そうなるだろうな、とある程度の予測はついてたので、なんとなくげんなりという感じですけども。やっぱ２７話以降、レントンに魅力を感じられなくなったのが痛い。脚本毎でキャラ変わってたしなぁ。つーか何か勝ち取ってたっけ彼。最終話とかもっそい「ねだって」たようにも見えたんですけど、うーんさすがにそれは人それぞれというか穿ちすぎかなー。ＬＦＯの操縦の訓練描写とか一切なかったしなー。でもまあ、いわゆる「成長」していくにつれ、だんだん無表情になってく主人公はあんまり好みじゃないですね。最後まで泣き叫んでて欲しいし、その点シン君は非常にナイスでした。ああいうほうがいいなー。ちょっと逸れましたけど、つまりはレントンとエウレカに感情移入さえしていれば、ラストは感動しまくれるんだろうなってことです。してなかった俺は首をかしげている、と。つーか問題先送りにしただけだしなー。根本的な解決はなしで、ただ愛最高！！ って世界の中心辺りで叫ばれても、僕はキモい顔でへーそうですかーと呟くしかないわけで。いやいいんですけどね。ただこう、コーラリアンの地殻変動で家族失った人とかどう思ってんだろう、とかちらちら考えてしまうわけで。いやいいんですけどね、愛がすべてだから。でもこう、最後の月の相合傘見たとき、大学の掲示板にあった「世界中の人全員に恋人が出来れば、戦争なんてすぐなくなると思う」「ラブアンドピースを世界標準の言葉にしよう！！」とかそういう書き込みを見たときのような、なんだろう、とにかく微妙な気分になったのは事実だったりします。沙耶の唄のＥＤ見たときもそんな感じだったな、そういえば。
とかグダグダに書いてますけど、やっぱ好きなんですよ、エウレカ。小技効いてたし、音楽も作画も安定していい。ただ様々な部分で破綻が見えて、そこは好きだからこそ愚痴ってしまうという感じです。ちゃんと（＝俺好みに。ハハ）やってほしかったなと。３万隻の艦隊もう少し映してあげようよと。しかしやはり、こういう感じで言えるのも、多くの人がエウレカを支持してくれるからですよ。デス種なんかあまりにアレだったので逆に貶しづらいったら。好き度ならデス種のがはるかに上なわけですけどね。いやマジで。
うーんやっぱ突っ込みづらいです。満足してる人はそもそも突っ込む場所はないだろうし、不満に思っている人も、示された答えがあまりにも（現代日本で）正解に近すぎたとか、はじめからキャラに魅力を感じないとか、突っ込みどころが個人的な愚痴にのみなってしまうんじゃないだろうか、みたいな。感じてちょっと笑って終了、っていうタイプなのかなと思います。だからみんなで集まって議論、てのにはあんまり向かないんじゃないかな。と最後は仮面さんへの私信ぽく締め。突っ込んだら愚痴にしかならない気がするのです。
キモヲタだからこそ見える世界もあるわけで。地獄に近いか天国に近いかは知りませんけども。
