FF7AC

 どう言ったものか、と長い間迷ってたんですが、結局何も言うことはないな、という結論に辿り着きました。ACは続編というよりはファンディスクなんだろうな、とか。映像は美しかったし、戦闘も迫力があってワクワクする。かつての仲間が集合したり、タークスがいい味出してたり、何か星とか思念とかそういう言葉が出てきたり。色々と擽られます。そこまでで満足できるなら「最高!!」とか書いてればいいんですが、生憎と俺はFF7に関してはどっぷりどころではなくハマった人間なので。まあ今の□ならこんなもんか、とかそういうコメントしか出ないわけなのです。悪くはないんですけどね。俺は満足できないし、合格点にも届いてない。FF7でなく8のACならば満足だし合格点ですけどね。ヲタクってのはそんなもんです。
 そろそろちゃんと死なせてやれよ、とエアリス好きとしては思ってしまいます。2年も経ってるのに、また妙な事態の始末に駆りだされるのはなあ。クラウドと絡むような描写が出るたびに、おいおいもう出てこなくても良いよ、などと思ってました。気苦労の絶えない人だ。もうちょいFF7の現行人類を信じても良いのにな。最後のザックスとの2ショット見て、微妙にがっくりと来た僕はめちゃめちゃザクエア派なわけですけども。別に死んでから何年後の姿を、そういう風に見せなくてもな、と思います。その辺ちゃんとしてほしかった。結構偏執的な思考ですけども、まあエアリスには色々とお世話になったわけですし。
 というわけで。せっかく貸してくれたのにこんな評価でごめんよ、竹。俺は何らかの創作物を見たときには、それに対して思考し、ある程度の(自分に納得のいく)答えを出さなければ、なんとなく落ち着かないタイプの人間(ていうかヲタク)なのですよ。他の何かとの共通点とかね。現実との差異とかね。そういう7ファン、エアリス好きにとって、ACってのは微っ妙な作品だった、ということでひとつ。いやそれなりに楽しかったんですけどねー。