足りないのは時間とは違うなんか別のもの

 というわけで帰ってきました。なにか決定的な時間をロスした気もしますが、月見だんごがうまかったのでオッケーです。オッケーということにします。ほんとにオッケーなのか俺。
 実家では、あまりのデス種の酷さにGXを見てたりしました。12話あたりから最終話あたりまでは全部ビデオに取ってるのです。そんなヲタク臭い10年前の自分に感謝しつつ、GXに浸りました。「私の最高傑作です」から「ダブルエックス、起動!!」まで。
 いや、やはりGXはいいですよ。サラ(真面目なわりにピンクのスーツ着て「不愉快だわ」とか言う人)の声がシルビアそのままなのには動揺しましたけどね。いつ「キャプテン」が「お兄様」になるのかと。いつ「ガンダム各機、スクランブル願います」が「念心! 合体!! GO!!! アクエリオーン!!!!」になるのかと。サラもトニヤもシンゴも大好きですよ。バリアントゥ、てえーっ!!
 キラ、フレイ様コンビと比べるまでもなく、ガロード&ティファはいいですね。いや、とてもいい。はじめは無表情なティファが、ガロードの成長にしたがって(でもないけど)徐々にクルーに心を開いていく。その過程が爽やかで爽やかで。ローレライ編での「お手伝いしたいんです」とか娘を見る気分ですよ。ガロードもいい。セインズアイランドでティファの差し出すアイスクリームを嬉しそうに食べたり、手を肩に回そうとしてビビリまくってたり、ほんとナイスな15歳ですよ。最高。「私を見て!」まで見たかったなー。
 今見てみると、カリス編はもちろんですが(ノモア市長の異常なまでの悪人顔にも惹かれます)、ローレライ編もかなり好きです。こういう小技が種にはなくてどうにもこうにも。ガロードの成長に、フラッシュシステムの凄み、さらに明らかにヤバいMS軍など、伏線を張りつつ上手くサイドストーリーっぽく纏めるのは素敵です。ジャミルのヘタれさとか、ルチルの裸とかもいいですが。ジャミルホランドならジャミルの下で働きたいな。名前ニートだけど。で、ローレライ編からセインズアイランドを挟んでダブルエックス。カトックが素晴らしい。エニルは結局最後までなんか中途半端だったなと思います。それが残念。まあサイとかカズイとかサイとかトールとかサイに比べれば可愛いものですが。
 ちょっと興奮しましたよミスター。