ドラえもん大長編

 こう見えて、小学校時代は「ドラえもん博士」なんて言われていたものです。小学生ってそういうの好きですよね。まあ、実際は特に詳しくもなかったんですが。頭よさそうな顔してたんです、当時は。ウフフ……。
 で、僕は海底鬼岩城が好きですね。海底、っていう響きに凄くロマンを感じたものです。ポセイドンには絶対勝てねえと思いました。そして、バギーに勇気を教わりました。男を教わりました。ああいうのを見て、少年は生きる意味を知るんだなあ、とか。日本誕生での、ラストの追いかけるのび太は切なかった。主題歌と合わさって効く。主題化と言えば、ブリキの迷宮の主題歌がなんでか印象に残ってます。「素敵な想い繋ぎ合わせて、誰かと作るネックレス〜」だったかな。なんか響きが好き。放映された次の日の学校では「いーと−まきまき」が妙な流行を見せましたけど。雲の王国の歌も好きだったな。涙ふく〜、ハンカチの〜。今思えば完全に武田鉄也節だなあ。
 年齢的に、このあたりのドラえもんを見てたんですよね。多分アニマルプラネットは何十回と見てる。妙に環境保護を謳うようになった時代なんですけど、それでも、そういう理屈ぬきに大好きでした。アニマルプラネットでの「支度に手間取った〜!!」って駆けつけてくるジャイアンはほんとに好きでたまらない。もう様式美に近いんですけどね。
 明日、ふらりと宇宙小戦争を借りに行っているかもしれません。