映画 『ブルークリスマス』岡本喜八監督

 酷評の割には楽しめたなあ、という印象。というより、これが1979年の映画ってことに少しだけ驚いた。テーマ的には、今作られたものだって言われても全然違和感が無いんで。反ブッシュ・小泉関係で。
 でも、例えばこれをクリスマスに見に行ったカップルって、なんかすげえイヤな気持ちになっただろうなあ、とw SF映画って触れ込みだとしたらそれは明らかにウソだし、かと言って恐怖映画ってのも違うと思う。もう少し短く、コンパクトにして欲しかったなあ。UFOとかは正直どうでもよかったんで、ただ青い血(BLOOD TYPE BLUE)を持つ人間が突然現れて、っていう方が僕好みではありました。ああ、その意味では反差別映画か。
 ラストがいまいちとは思ったけど、でも綺麗なシーンだったなあ。ハリウッドじゃ絶対できない。




 イデオン、ビデオ借りようと思ってもどこにも無いので、もう劇場版でいいや、と思ってます。。とりあえず発動編も借りて見てみる予定。面白かったら真剣に探してみよう。