パイセン

先日は朝イチで「告白実行委員会」というこっ恥ずかしくて鼻血か出そうなアレの「好きになるこの瞬間を」とかいう身体中の糖分が口からリバースしそうな劇場版を観てたんですが、なんつーかあれですね。泥酔超えて嘔吐感出る直前くらいのテンションがいいと思いました。いやいや、違いますよ。割と好きなんですよ。この自分の半分の年齢のボーイアンドガール達が綺麗な恋愛してるのがね。前回唯一の振られ役に沈んでしまったコユキ君が、今回は元気一途な後輩ちゃんにがっつり好かれる役回りだったので、ちょっとテンション上がりましたね。でも結局ガチな見所は、クライマックスからのコユキ君のスタイリッシュ突き放しだけだったかなあ。いい奴なんだけどね、彼。でもいい奴以上じゃないやね。そのあたり、あの兄貴のイケメンぶりはすげえや。おっちゃん大根と卵おごっちゃるよ。ヤツはかっこいいね。6時過ぎに妹のために朝飯作って、その妹にどうやら好意を持ってるらしい隣のモンキー君にもフォローを入れ、好意を持っている女の子のどこの馬の骨か知らない奴への告白練習に律儀に付き合うとかね。イケてますよ。しゃーないやね。コユキ君もいい奴なんですけど、やっぱいい奴ってのはそこであれなんだよな。後輩ちゃんのシャウトもスルーだったし。タイミング的にしゃーないけど。そこであの童貞弟はナイスガイからイケメンに変化できるかがってとこですね。EDでは相当イケメンになってましたが、でもエピローグではモンキーに戻ってたのはなんなんだ。まあでも、この短さのキッズ向けの映画で、後輩ちゃんが9割パイセンにラブをシャウトしてるのに、エンディングとはいえ別のガイにラブってるのはマズいんですかね。おっちゃんには難しいことだけどね。でもあの後輩ちゃんの形のいいおっぱいが誰のものになるのかってのは興味あるやね。ヒヒヒ。それを指摘してたチャラ男君はどうなんだろうな。ああいうのって、少女漫画だと、兄貴の嫁とかそういうかなわない恋をしてやさぐれてる実は一途野郎ってのが鉄板なんですが、どうなんでしょうね。あのメガネも気になるな。意外にチャラ男と張り合ったりするんだよな。今のところは空気の読めるだけのいい奴って感じですが、まあおっちゃんは好きですよ。はんぺんとすじ肉おごっちゃる。あと関西弁とモデルはどうなるんだろうね。ちらっとようつべみたらキュンとなっちゃったぜ。ああいうストーカー気質なアホは大好きです。個人的にはでも、くっつかずに数年後にそういえばあんなんあったなって思い出すのがいいんですけどね。BGM夏祭りウィズジッタリンジン。根っからのルーザードッグであります。でもほら、俺のブルースプリングってそういうのだからさ。そういうのになるんだよな。いやでも、ほんと好きなんですよ、このシリーズ。ごぼ天と蒟蒻奢りたい気分であります。
でもなんていうか、こういうのって生活感一切ないですよね。兄貴もそうだったけど後輩ちゃんもこう、あれで陸部っておいおいって感じですよ。靴とかさ! あんなちっちゃい鞄に汗だくだくのシャツ入るわけないやんとかさ。あの朝メシの、ていうか何あれ!? あんなん食ってるわけないやん。料理手順からなにからさっぱりわからん。ていうか三馬鹿ってんなら、ゲーム雑誌の中のエロゲ記事を読んでこそこそニヤニヤするくらいじゃないと、ってそれは俺だけか。失礼。でもあの、帰り道のボウフラわいてそうな水のあれとか、後輩ちゃんとモンキー君の部屋のモデルハウスかってくらいの殺風景さとか、そういうのは気になりましたね。オナニーもできねえや。する必要もないんですかね。まあそんな感じで、アオハルを満喫しましたことよ。
あと傷物語の最後も観てきました。これはつまらなかったんですが、そもそもそういうのを求めてたわけじゃないからね。予告編でもあったけど、ほっちゃんの「ノーブラおっぱいをもみもみしてください」を聞きにいったんですよ。結論から言えば、そこは最高でした。作画だけはいいからね。ほっちゃんのデカいおっぱいと癒し系ボイスから繰り出される淫語が下半身をトルネードスネイクですよ。勃起しました。OKです。この1500円1時間半はこの数分のためだけにあったんだと確信しています。これは射精じゃないんです。勃起なんです。それでいいんです。そういう映像なんです。
間違っても人に薦められるあれではないんですが、個人的にはそれなりに楽しめた時間でした。いつもこれだと微妙なんですが、たまにはならOKです。しかし2月3日前後の公開映画は凄いね。期待大の「咲」に、待たされたけど実際どうなのな「虐殺器官」、個人的には未知数な「血煙の石川五右門」があるのですが。楽しみですね。2016年はアニメ映画大豊作の年でしたが、今年も期待したいところであります。以上。